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佐乃 美千子 Sano Michiko

限界を迎えたとき

2020.07.04 14:24

それこそ若いときは

体力も精神力もあって

気づかないうちに限界を越えて

何か、普通じゃないことが簡単におこる。


深夜の舞台稽古、徹夜で飲み明かしたあとの昼公演、旅公演での乗り打ちの連続。なのに飲みに行く。

とかね。

ヘロヘロで、何も考えられなくて、体もどう動いてるのか自分では解らない。

そんなとき、自分から、知らないなにかが「ぬっ」と出てくる。


褒められたもんじゃないけどね。こういうことって。



そして、大人になると、限界を超えないように気をつける。

とにかく、超えてしまうと洒落になんないからね。年を取るとね。

徹夜なんて以ての外だよね。


だけど、年をとってもね、定期的に限界を迎えてみるべきなんじゃないかなと思うときがある。

自分を確かめる為に。


ということで、

山に修行に行きました。

3日間

食事を取らず

毎日往復10キロの山道を歩いて滝に打たれる。

いやー。

最後は着替えるだけで息切れしちゃうのに、どうにかこうにか山道を越えて、滝に打たれるとなぜかスッキリ気持ちよくなってまた山道を帰ってこられる。


それ以外のときは食べ物のことしか考えてなかった。ホントにみみっちいな。私。煩悩だらけだ。


だけど

限界を越えた。

山を歩いた。

滝に打たれた。


なんにも考えられない。


こういう瞬間て

まだまだ私には必要な気がして


この時間をなるべく過ごしておかないと

いざというときに底力が出せなくなってしまうかもしれないからね。


心を燃やし続ける精神力は、こういう時間で磨かれる。



違いない。



思うのです。