[42.]COVID-19の世界、全人類的に如何に全地球的終息を成し遂げるか
国が個別に独立して取り組むような問題ではない。
然し、取り組む時には国単位で取り扱うことになる。
世界各国は、かつての時代と違い政治・経済等密接に繋がり合い、以前にも増して人と物の交流・物流は活発である。
それを裏付けるかの如くCOVID-19が中国を発生地として瞬く間のうちに全世界に蔓延した。
この事態に、今日の国際的人的交流物的流通の環境の下に各国個別独立の対応に、如何に人類は合理的解釈を行うことが可能であろうか。一昔前の人類環境ではない今日では、各国個別独立の対応に任すことは全地球的収束を図っていくことに殆ど期待できまい。
・パンデミックの時でさえ、各国間の物流交易・人的交流は為され続けられている
・1国が収束を果たしても完全鎖国を敷いていない限りはCOVID-19は侵入してくる
・収束を果たしていない国が多数であるなら、その時に於ける1国の果たした収束は、一過性収束と位置づけられるものである
・各国独立1国単位の収束は、国際競争社会を意識したフライング的経済活動を為させてしまい、それは他国を刺激しその競争へと駆り立てる誘発となる
・以上をもって、世界は長きに亘りパンデミックが波状的に繰り返される事態となる
全世界に蔓延したCOVID-19への取り組みは全世界を一つにした取り組みでなければ今日ではほとんど世界的収束の効果は期待できまい。
1. 国際社会は世界的収束を果たしていく1意志を表し各国は協調を確認すべきである
2. 世界各国を集束する国際機関を設ける
3. 世界共通の規範を設ける
4. 有効ななワクチンが開発されるまでとその後とを分け、全世界的収束への方策を具体化させる
5. 収束傾向を迎えた国には、感染深刻事態の国への救援を義務付け、国際救援団とし国際機関が統括する
6. 世界経済低迷に対し世界同時に物価を強制的に下げ、需要と供給を維持させ、物流を停滞させない
7. 既に実施されているが、武力衝突の休戦を継続させ、国際救援団を派遣する
以上_