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低気圧と頭痛の関係

2020.07.03 09:07

梅雨の低気圧にともない起こる頭痛。

女性の4人に1人がこの低気圧頭痛を感じると言われています。


頭痛には大きく分けて4つの種類があります。


1.緊張型頭痛

慢性的な頭痛の中で最も多く見られるのが緊張型頭痛です。

後頭部や両側のこめかみから、頭全体がギューっと締め付けられるような痛みが起こります。

原因は主に精神的、または肉体的なストレスと考えられています。

ストレスが加わることで肩や背中、頭の筋肉の緊張状態が続き、それによって生じた老廃物が周囲の神経を刺激することで痛みを感じるようです。


2.片頭痛

慢性頭痛の一つで、こめかみのあたりを中心にズキンズキンと脈打つように激しい痛みを感じます。

重症になると痛みが頭全体に広がり、嘔吐を引き起こすなど頭痛以外の症状も出てきます。

原因ははっきりとわかっていない部分もありますが「頭の中の血管が拡張することで周囲の神経を圧迫することが原因」という説が有力です。


3.群発頭痛およびその他の三叉神経・自律神経性頭痛

『群発頭痛』

群発頭痛は1000人に1人が発症する比較的珍しい頭痛で、「ドリルで眼の奥をえぐられるよう」な非常に激しい痛みを感じるそうです。

あまりの痛みで窓から飛び降りるなどしてしまうために、「自殺頭痛」ともよばれている非常に怖い病気です。

群発頭痛について調べてみましたが、低気圧で起きるような病気ではなさそうです。

『三叉神経・自立神経性頭痛』

三叉神経は顔面に走っている神経です。

なんらかの原因で三叉神経を血管が圧迫することがあり、その刺激を脳が痛みとして認識したとき頭痛のような症状が出ます。

一瞬の走るような激しい突発的な痛みを顔面付近に感じることが多いようです。

自律神経は睡眠時などのリラックスした状態と、仕事や運動しているときなどの活発化した状態とのバランスを整える役割を持っています。

このバランスが崩れた状態を「自律神経失調症」といいますが、活発化した状態が長く続くと、筋肉が首や肩などの筋肉が硬直してしまいます。

これによって、上述した緊張性頭痛が生じることがあるようです。


4.その他の一次性頭痛

原因不明のものから性交時のオルガスムが原因のものまで、さまざまな頭痛がここに該当しています。

多くの頭痛が当てはまるので、頭痛の感じ方もさまざまです。

多くは緊張型頭痛と同様、身体的・精神的ストレスが原因で生じるようです。



気象をコントロールすることはできませんが、上手に付き合っていく方法はいくつかあります。

症状を緩和させるために自分でできる対策には、このようなものがあります。


【身体は温め、頭は冷やす】

偏頭痛が現れている時は、膨張してしまった脳の血管を収縮させるために頭を冷やすと効果的。

冷却ジェルや氷をビニール袋に入れたものをタオルに包んで、首筋や脇の下、こめかみ、首と頭の境目などの太い血管が通っている箇所を冷やします。

緊張型頭痛の場合、体の血行をよくして温め、こわばった体をほぐすことが大切。

蒸しタオルなどで首や肩を温めたり、ゆっくり入浴したり足湯を使うのも効果的です。


【外部の刺激をシャットアウト】

頭痛があるときは、なるべく静かなところで休むようにしましょう。

心身が緊張している状態では緊張型頭痛の症状が出やすいのでリラックスすることが大切。

また偏頭痛の時は音・光・においなどに非常に敏感になっており、これらは頭痛症状を悪化させることになります。

暗い場所で音やにおいをシャットアウトし、なるべく動かず安静にするようにしましょう。


【血管を収縮させるハーブを使う】

血管を収縮させるために、ハーブやアロマを取り入れるのも効果的です。

ミントの香りに含まれるメントールには、血管を収縮させて頭をすっきりさせる効果があります。

ただし偏頭痛の時はにおいに敏感になっているので、香りの強さを工夫する必要がありますし、

場合によっては逆に吐き気などをもよおしてしまうこともあります。


【頭痛にきくツボを押す】

それぞれの頭痛に効くツボがあります。

代表的なものを紹介しますので、痛気持ちいいくらいの強さでゆっくり押してみてください。


■偏頭痛に効くツボ

・手三里(てさんり)…ひじを曲げた時にできるシワから手首の方向に指3本分のところにあるツボ。

・合谷(ごうこく)…人差し指と親指の骨が合わさる部分よりも、少し人差し指側にあるツボ。

・崑崙(こんろん)…くるぶしの外側とアキレス腱の間のくぼみにあるツボ。

・足臨泣(あしりんきゅう)…足の小指と薬指の骨の合わさるあたりにあるツボ。


■緊張型頭痛に効くツボ

・百会(ひゃくえ)…両耳のラインと鼻のラインが頭頂部でぶつかるところにあるツボ。

・風池(ふうち)…耳の後ろの骨と後頭部のくぼみの中間にあるツボ。

・肩井(けんせい)…首と肩先の真ん中、肩の筋肉の中心にあるツボ。



以上、梅雨時期の頭痛への対処法でした!


当店オススメのアイヘッドケア(オプション)は、頭部のツボをくまなく刺激し、頭皮や筋肉を緊張を緩和させます。

頭痛や、眼精疲労でお悩みの方は、是非、ご利用下さい♪