おしごとの始まりは
初めて親元を離れて大泣きした子どもたちがそろそろ園生活に慣れた頃、
今度はやっと慣れた担任の先生と離れて大泣きする時期がやってきました。
「おしごと」のはじまりです。
登園の時と一緒で、いくらかの子どもは大泣きします。
おめめにいっぱいの涙を今にも溢れそうにし、口をへの字に曲げて耐える子もいます。
「せんせいといっしょがいい〜!」
「おしごとなんかいかない〜!」
と一生懸命訴えます。
補助の先生がおててを繋いでくれて
「〇〇くんと一緒に行きたいな」
「今日は△△するんだって」と行ったら楽しいよ、と励ましの言葉をかけ続けます。
それでもおめめからポロポロ涙が溢れます。
でも先生は知っています。
行きたくない、先生と一緒がいい!と泣いている子の足がちゃっかりしっかりおしごとのお部屋に向かっていることを。
泣きたいだけ泣いたら、言いたいことを言い切ったら、子どもは意外とケロリとすることを。
だから先生は心の中で「がんばれがんばれ」と言いながら見送ります。
周りのお友だちやおにいさんおねえさんも言葉にこそしませんがその子のことを心の中で応援しています。
泣き顔だった子がおしごとに参加できたのを見て、笑っておへやに帰ってきたのを見て、「よかったね」とホッとしているのが顔を見ればわかります。
今日は行ったら楽しかった幼稚園の「おしごと」の様子をご覧ください。
これは年少さんの「かずとことば」の時間。
おんなじ「なかま」はどれかなあ?
これまた年少さんの「ぞうけい」のおしごと。
このなが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いサラサラのテープはアマビエさまの髪の毛なんだそうです。
こちらは年中さんの「たいいく」
ちゃんと距離をとって元気いっぱい身体を動かします。
最後は年長さんの「おんがく」です。
かっこいい決めポーズは、音の静と動を表現しています。
ほら、もう泣いている子はだれもいません。
おうちでも今日はどうだった?って聞いてみてくださいね。
きっと「たのしかった!」のお返事が聞けるはず。
次回もお楽しみに。