7月のマンスリー ゲスト 鈴木 章夫さん
インタビューを終えて:
まずはどこから お話を伺おう。収録の日を前に鈴木さんにお会いするまで、ワクワクしながら思いをめぐらせる。今回は番組としては初めて、前回のゲストさん、西畑さんからバトンをつないでいただくかたちでのありがたいご出演。
「鈴木章夫」さんとはお一人?なのか。1号、2号が存在するのではないか、と思うほど、様々なことをなさっている印象が強い。(番組にご出演いただいているゲストさん、皆さんには同様の印象を持ちますが....)
鈴木さんと初めてお会いしたのは5年前のこと。鎌倉駅前蔵書室のオープンまもない頃。何やら大変にユニークな会員制図書室、それも鎌倉にゆかりのある「蔵書」が揃う場と聞きつけ、とにかくどんなところなのかみてみたい、と興味津々で伺った。飛び込みの来訪者を快く迎え入れてくださった鈴木さん。当時は現在ほどの数はなかったけれど、それでも初めて目にする鎌倉に紐づいた書籍も多く、帰りがけ 気になった本をすぐご近所の松林堂書店さんで購入したのをよく覚えている。
そして、この5年の間に鈴木さんの周りにはたくさんの会員さんが集い、またカマゾウで開催されたワークショップは600余にのぼるそう。会員さんの発案や主導で自然発生的に立ち上がったイベント等もどれも個性豊か。そして、なんとも温かい。
鈴木さんが編集長(&ライター)をつとめていらっしゃるwebの「鎌倉経済新聞」も母体となる媒体の指針から「ハッピーニュースのみ」を扱っているとのことを今回初めて知り、膝を打った。なるほど どの記事も読むと気持ちが温かくなるのはそういうベースがあるからなのかな。そして、それは取材のあり方や記事を通して伝わってくる鈴木さんのお人柄によるものとも感じ取れる。カマゾウという場、そこに集まる方々の空気感にも通じる何か。
エッジの効いたsense of humor、アイディアや発信にはいつもハッとさせられ、
時に大笑い。
先の見えないことの多い今、そんな瞬間がなんとも、ありがたい。