オニヤンマ
2020.07.04 04:28
和名(わめい):オニヤンマ 学名(がくめい):Anotogaster sieboldii
●全長(ぜんちょう):90~115mm前後
●分布(ぶんぷ):ほぼ全国
●見られる季節(みられるきせつ):6~10月
●生態(せいたい):平地から山地の河川周辺で見られるオニヤンマの仲間。日本最大のトンボ類。全体的に黄色と黒色。体色や大きさの似通ったヤンマ類やサナエトンボ類と似ているが、本種は複眼が接しており、止まり方も独特なので見分けられる。目が幼虫は砂底で生活し、成虫になるまで数年かかる。幼虫(ヤゴ)・成虫共に肉食性で小さな昆虫を食べるほか、成虫はオオスズメバチやオオカマキリなど大型昆虫も捕らえることもある(状況によって逆に捕食される場合もある)。
●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地の河川や山林周辺で広く比較的普通に見られるが、個体数は多くない。かつては市街地周辺でもよく見られたが、近年は減少傾向にある。大きく優雅に飛ぶとてもかっこいいトンボ類で一度は見てみたい種類。