女性性解放とは
ほとんどのカップルは添い遂げるつもりで結婚するでしょう。しかし現状は10年以内に半数が離婚しています。それでも多くの人は自分だけは違うと思いがちです。
では結婚生活が続いているカップルの何%が無理に自分を我慢させているでしょうか。そして何%が自然体でいるでしょうか。
愛の状態でいるということは、無理をすることではありません。
無理をしていればいずれ崩壊するか、あるいは来世でやり直さなければならないことになります。
スピリチュアルな視点で考えれば我々は自由になることが目的です。
自由な状態でそこにその人が居ることが相応しいのです。
一昔前は村単位で性的なことを隠すこともなければ、やきもちを焼くこともありませんでした。浮気されたらもうダメとか苦しいという概念はありませんでした。
我々はそれをまるで本能のように思っていますが、そのような思考になるのは、幼少期からの育てられ方や社会環境の影響が大きいのです。つまり我々に植え付けられた価値観の反応でしかないということです。
現在多くの国が一夫一妻制であるのは、衛生面における環境や、認識不足のために、性病などが広がるのを防ぐ目的もありました。
また人間の倫理観が弱い時代には、男性が本能のままに女性に対して乱暴を働くようなことがあってはいけないという理由から一夫一妻制にしたなど、様々な面で一夫一妻制がベストだったのだと思います。
しかし私はこのような、人のセクシュアリティに対する誤った認識から生まれた「理想」が、たくさんの家族を壊してしまっていると思います。
夫婦という関係性がどれだけ人を苦しめているか。
夫婦であるということを盾に異性を非難することが、ひいては女性自身をがんじがらめにしていることに気付いている人は少ないのではないでしょうか。
例えば男性は浮気をするものだけれど女性はしてはいけないといった思考も、ほとんどは幼少期から植え付けられていたり、親に貞操観念を植え付けられた結果です。
残念ながら男性側から変えていくことは至難の業です。ですから女性一人一人の意識が変わることがひいては世界を変えることに繋がると思っています。
ではこのような観念の元、自分が至らなかったために離婚するしかなかったと苦しんでいる女性がいるとします。
もしその人が離婚しなかったらどうでしょう。
彼女の結婚生活をペンデュラムで少し探ってみましょう。
夫は理想の人、普通に稼いで普通に家庭を守る人とします。しかし夫の浮気が直接の原因となり、40歳で離婚したとします。
何歳まで夫婦生活が続くか→50歳
50歳の時にどんなネガティブな感情を創り出すか→我儘。無気力、怖れなど。。。
カウンセリングではそこからさらに探っていきますが、もし離婚しないで10年同じ生活をしていたら結局離婚に至る流れですから、10年得をしたとも言えます。
不満を抱えながら夫婦生活を続けていればいつかきっと幸せになれると思うのは幻想です。
大切なのは我慢や譲歩ではなく、理解です。受け身ではなく能動的言動です。
例えば夫に稼ぎがあり、彼が何をしてようとネガティブな影響を受けることもなく、自分も自由にしていられるのであれば別れる必要もないでしょう。ただこれは諦めとは違います。
多くの人は、夫がこうだったら私はこうだったのに。と犠牲者を演じます。
しかし本当にそうなのか考えてみてほしいと思います。
実はボタンの掛け違いは相手を選んだ時から始まっています。
むしろボタンの掛け違いではなく、人生はそこから何かを学ぶため、もしくは何かを得るため(例えば子供とか)にベストな組み合わせといえます。
それがベストなのに、それを否定するから苦しみが生まれるのです。
何事も良い悪いではなく、パートナーや他者に渡していたコントローラーを取り戻し、自らが人生をコントロールしていくことです。それなくしては何も解消しません。つまり自分が変わらなければ何も変わらない。自らがコントロールする人生において被害者を演じること、相手を加害者に見立てることは不可能です。
苦しみの原因は、幼少期から植え付けられた価値観にもあります。
結婚生活がうまくいかないことに対する自己卑下もあります。
1人の男性を愛したら1人を愛してくれるという勘違いもあります。
成長とは変化です。
我々の変化の多くは人と人の摩擦によって成されます。
浮気に苦しんでいる人は、そもそも1対1で添い遂げるのは特殊なケースであることを理解する必要があるでしょう。
人の価値観はその時によってどんどん変わっているということの理解も必要です。
問題は夫が浮気をするしないではないのです。
そして頭で理解したら、前世などで傷ついた自分をヒーリングしていきます。
変わることを決めた人の背中を押してくれるのがヒーリングです。
どんなにヒーリングをしても、本人がその状況に甘んじていては手伝うことはできません。
多くの女性が自由に人生を謳歌し、その結果男性も本来のパワーを取り戻し、子どもたちが安心して育つ、愛と平和に満ちた世界が実現することを願っています。
画像は今年3月、DivineSourceのみなさんのおかげでミセス広島60代グランプリをいただいたものです。
タイトルは私が代表してみんなの思考を現実化して見せてもらえたものだと捉えております。多くの女性に光を✨
あなたはあなたが想像もつかないほどパワフルです。愛そのものです💛
あなたの大切な人たちのためにあなたができることは、出し惜しみをしないこと(笑)