虹の色

僕は透明だ いてもいなくても同じ

ひとりぼっちで暮らしてる 誰も僕を知らない

コーヒーが飲みたい 最悪だ豆を切らしてる

仕方ない近所のカフェにでも行こうかな

ドアが開いたその瞬間 優しい風が吹いた

コーヒーのいい香りと笑い合う声がする

色んな人たちが集まって綺麗な虹色を作ってる

僕もその中の一つになれたらいいんだけど

差し伸べてくれたその手を僕は怯えながらも掴んだ

あぁ これが温もりなのか 僕に色が生まれる

コーヒーを飲むとお腹も空いてきた

美味しそうなメニューばかり迷ってしまう

僕はここじゃ透明じゃない みんな僕を見つけてくれる

ずっとずっとここにいたい そんなの無理 わかってる

色んな人たちが集まるから色鮮やかな虹ができる

僕はこの中じゃ何色でどんな風に見えるかな

いつか僕と同じような人を見つけたら

手を差し伸べよう きっとその人も綺麗な色になれるから

僕は仕事の都合で遠い街へ行く事に

きっとまた帰ってくる このカフェに帰ってくる

色んな人たちが集まって綺麗な虹色を作ってる

僕もその中の一つになれてたら嬉しいな

差し伸べてくれたその手を僕は絶対忘れないよ

あぁ 必ずまた会おう 虹色のカフェで

約束だからね 虹色のカフェでまた会おう

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