描いてる、描けてる。

子どもの絵をみて、

「まだ絵が描けない」と思うか、

「もう絵が描ける」と思うか。

クレヨンを、にぎれるようになった。

色を選んで、

何度も持ち替えながら、

力強くグルグル描いた絵。

どの位置にどんな大きさで描くのか、

次は何色を使うのか。

手と目と頭をフルに使って、

瞬時に判断したことだろう。

結局、何を描いたのか。

ということに、大人は

とらわれすぎているのかもしれない。

子どもはしっかり、

描いてる、

描けてる。