夜眠ること

2020.07.07 07:56

わたしは、子供のころから寝つきがよくなくて、

眠りも浅いのです。

これはアーユルヴェーダでは、ヴァータ(風)の性質が多めの人や、

ヴァータ(風の要素)を高めるようなことをしたときに、

眠りづらいということに出てくるよです。

おそらく「寝つき悪い大会」があれば決勝戦に残るくらい。

 そのため普段から「寝る」ということに繊細で(自分で繊細というのは言いにくいけど)、

寝る体制に持っていくのに、すごーく手間暇をかけいるのです。

夜が来たぞ、眠るための時間が近づいてきたぞ、どきどき

くらいに思っている日もあったりします。

わたしの体感ですが、

夜の時間は、

心配ごとや、不安なこと、

これからやっていけるのだろうか、、

みたいな気持ちが、わたしという家に全員帰ってきてくるように思います。

夜の静けさが、いろいろなことを思い出させてくるのか、

ぶわぁぁぁっといろいろなことが頭をよぎっていくことがあります。

夜眠っていても、急に思い出して目を覚ますということも、たまにあります。

こういうとき、たいてい「寝なくちゃ」と焦って、余計眠れなくなるという

ループにはまっていたのですが、

アーユルヴェーダのヴァータ(風の要素)のケアを知って、

睡眠の大切さも知り、眠れないときにどうしようかと思ったときに、

ドラえもんの四次元ポケットなみにいろいろなことを出せるよになってきました。

まずは、これが一番わたしには効いたんですが、

「おふとんに心配ごとを持ち込まない」

「今考えても何もできないから、とりあえず考えるのやめよう」

「とりあえず目を閉じているだけでも体も心も休息はとれているから」

という言葉を、

自分自身に声かけをしています。

自分への声かけは、「そっか」と安心できます。

そして、

「眠れないなぁ」ともだもだしそうになったら、

呼吸に意識を向けてみるようにしています。

鼻の出入り口に意識を向けて、

息を吸っている〜

ぷしゅーと吐いている〜

わたしにとって、穏やかでなめらかな呼吸のリズムは、3拍子のワルツみたいな感じなので、そのリズムに乗せてみたり、

4つ数えながら吸って、4つ数えながら吐いたみたり。

そして、

背中がおふとんに沈んでいく〜

とポディスキャンしてみたり。

これはヨガニードラのボディスキャンを自分で自分にやっているのです。

ほかにも、

足の裏にオイル塗ったり、

夜の早い時間から照明を落としたり。

おふとんに入る前に、目を閉じて静かに座る瞑想の時間をとったりしています。

のび太くんみたいに3秒で眠れたらいいのにっ!と思いながら、

夜のひとりの時間にあれこれやっているのも好きなのです。