お互い未熟
祇園祭..来年は行われますように。。
例年であればこの時期は、観光客でごった返し、京都なのか外国なのかよくわからない状態になります。それでもやっぱりあの山鉾の光と音楽が嬉しい。。
こんなに好きだったのか、、、祇園祭、、初めて気づきました(笑) 毎年あるんだからと、どこかで思ってました。
ところで、今日はお互い未熟、というお話をしたいと思います。
わたしは今世、親、という役目を授かったのですが、、
子育ては本当に魂のボランティアだと思います。
街角で幼いお子様をお連れになっている親御さんを見るにつけ、お疲れ様、、、と思って、そっと癒したりしています。勝手にしてはいけないけれど、ついついです。子育て中は大変気力と体力を使いますから。
むかーし昔、両親はケンカが絶えず、子ども時代はほんとうにハラハラしました。階段の踊り場に身を潜めてじっとケンカの声を聞きました。弟が生まれ、母が添い寝してくれることはなかったので、なかなか眠れなかったのです。枕元には仲良しのぬいぐるみをいくつも並べてその子たちに添い寝してもらっていました。
今にして思えば、両親も若く、暮らしていくのに必死だったんだろうなと思います。ええ、本当によく育ててくれました。あの状況で子どもを3人も育てるなんて、いまでは両親にしてもらったことすべてが有難く、大変尊敬しています。
そんな子ども時代、寂しさを補うようにサポートしてくださったのは、周りの大人のひとたちでした。隣人や、小学校の担任の先生、習い事の先生、、ずいぶんと可愛がっていただきました。がんばったときはとてもほめてもらったり、しかってもらったり、時には甘えさせてもらえました。母に一番甘えたかったですが。。どこかで無理そうだなぁと諦めていました。冷めた子どもですね(笑)
わたしたちは、現世の肉の親だけを親だと思って生活しているのですが、私たちの親はそれだけではありません。私たちはみんな大元につながる存在です。こういうと大げさみたいですが、本当だからしかたありません。
肉の親と、魂の親、だれもが両方もっています。魂の親は直接なにかしてくれるわけではありませんが、常にお使いをよこしたり教え導いてくれます。魂の親が直接抱き上げたり、食事を食べさせてくれたりはしませんが、わたしたちが絶望せずに生き延びていけるように懸命に、手を差し伸べてくれます。そのことに気づくのはいつも後からです。
こんなことは、幼い間は体感でわかるようになっているようです。幼い子どもたちがやたら勘がよかったり、本質をつく一言を言って大人をびっくりさせるのはそのせいです。魂の一番表面に、今世の経験からくる曇りが少ない。生きていくうちにだんだんと表面に曇りがついていきます。
今回先に現世にきて、経験をつんで大人になったひとをみて、大人なんだから、親なんだからできて当たり前と考えます。だって、あなた大人でしょう、親でしょう。。と。そりゃそうですよね。私もはっきりそう思っていました。
しかし、親も学びの途中の魂です。一生懸命現実を生き、この世での学びをしている最中のひとたちです。なんでお友達のお父さんやお母さんと同じようにしてくれないの、と思ってみても、横並びに同じにはならない。今回の課題はみんなそれぞれ違うし、魂経験が子どもよりも少ないこともある。そこに意味もなけば、いいも悪いもありません。そうなんだ、というだけです。
大人になり、現世での経験を積みだんだんと親の年齢に追いつき追い越していくと、その当時の親の心境が理解できてきます。あなたにも学びのときがやってきます。
この歴史をくりかえしてなるものかと決意し、幸せになった今世のあなたが救うのは、あなただけではありません。幸せなあたなの姿を目にする親も、過去・過去世の自分も、ご先祖様も。。ようやく流れを変えてくれるひとがきたと、大喜びしてあなたを見守ります。サポートしてくれます。すべてが幸せな状態のあなたと調和していきます。
親にこうしてほしかった、こうするべきでしょと長い間かかえてきたその無念は、あなたが輝くことで和らげ、自分で癒すことができます。魂視点をもち、今現在の自分の選択を変えていくことで。
キーワードは「今のあなたの幸せ」です。
それから、変化した後のあなたには、すてきなおまけがついてきます。
それは、
あれは全て愛だったのだと、起こったことすべてが腑に落ちて
じわーっと体中に温かさがひろがる体験。。です。
時間がかかるかもしれませんが、
ここはひとつ、やってみるのもいいですよ。
自分に美味しいものをたべさせて、好きな夢をみさせて、感情を感じて、
ほんとうはこうしてほしかったんだと、私自身の気持ちをわかってあげることを。
もう自分を許していっていいころです。
本日もお付き合いありがとうございました。
みなさまご無事でいてくださいますように。
今日はこれからワークショップ@zoomです。
楽しみ楽しみ♪
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.