流星。
こんばんは。
豪雨の被害がこれ以上広がりませんように。
祈るしかできません。
私の地域では強風でしたが雨は降りませんでした。
夕刻には晴れ間がのぞき、夕景に見惚れました。
散歩がてらいつものパン屋さんへ。
しばらく夏季休業に入るということで行ってきました。
ステイホーム中、このパン屋さんのお陰でどんなに楽しかったか。
お話すると笑顔になれたし、パンは美味しいし。
感謝を伝えて、木挽町広場の’アマビエ様’をプレゼントしてきました。
パンもどっさり買いました(笑)
さて、昨日は七夕でした。
思い出すのは’猿之助流れ星’です。
2016年7月の歌舞伎座は猿之助さんの責任興行でした。
昼の部「柳影澤蛍火 柳澤騒動」の美坊主’隆光’と舞踊劇「流星」
夜の部「荒川の佐吉」の’佐吉’、「景清」で’秩父庄司重忠’
猿之助さんと海老蔵さんが出ずっぱり!
奇跡のような公演でした。
柳影澤蛍火は上演回数が少なく、
勘三郎さんや三津五郎さんも演じたがっていたそう。
この時は猿之助さんの発案で海老蔵さんと相談の上で決まったとか。
新歌舞伎なので浄瑠璃は入らず、
ストレートプレイの演劇という感じでした。
海老蔵さんと猿之助さんの対決。
ヒロインに大抜擢の右近さんの可憐さ。
三人の芝居力でラストまでぐんぐん引っ張られるのです。
海老蔵さん演じる柳澤吉保は美男子と言われ、
その美しさゆえに取り立てられ出世をしていきます。
猿之助さんの僧侶も美しく、
当時も怪しさ爆発でしたけど、
これは今の猿之助さんでも演じてほしいお役です。
海老蔵さん猿之助さんが「嫌い」と言い合う場面がすごくて(笑)
あんな対決をもう一度観たいものです。
印象的だったのは怪演!?のお二人。
中車さんのエキセントリックな徳川綱吉と、
東蔵さんの桂昌院です。
特に東蔵さんの年下美男子好きなお役は目が離せませんでした。
猿之助さんに手を取られ喜び、海老蔵さんを追いかけ。。。。
長いお芝居でしたけど全く飽きませんでした。
ずっしりくるお芝居の後の「流星」がよかった。
猿之助流れ星が降ってくるとお客が沸きました。
4人のキャラクターの踊り分けは鮮やか!
纏う空気まで変化します。
ラストは宙乗りで空に戻っていく。
この時、三か月連続で歌舞伎座宙乗りの最中。
6月「四の切」7月「流星」8月「弥次喜多」
今の歌舞伎座で初めて宙乗りをしたのは猿之助さんです。
私は楽しくて仕方ありませんでした。
海老蔵さんのblogも追いかけたなぁ。。(笑)
楽屋の猿之助さん登場が面白かったです。
佐吉のお話はまた後日に。
aya。