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統合失調症について

2020.07.10 00:00

そもそも統合失調症とは?

統合失調症とは100人に1人がかかると言われている精神疾患です。

「普通の会話や生活も出来なくなる」「不治の病」とも誤解されていますが、患者さんのほとんどが改善されています。

高血圧などと同じように生活習慣と早期発見、早期治療が重要です。

陽生症状と陰性症状

統合失調症には大きく陽生症状と陰性症状に別れます。陽生症状は有名なように「幻覚、幻聴」が見えたり聞こえたりします。

逆に陰性症状と言うのは、無気力になったり、感情表現が乏しくなったり、意欲の低下が発生します。

発生の順番としては陽生症状→陰性症状→回復期となりますが、認知機能障害が現れることもあり、その後の社会生活に影響を与える場合もあります。

統合失調症は社会復帰できる病気である

統合失調症患者の経過として、回復に至る群は30%軽症群は約25%と言う結果がここ20年の研究結果で出ています。

ここで言う軽度群というのは、症状自体はあるが日常生活では気にならない程度となっています。

したがって統合失調症の患者さんの半数以上が社会的復帰をしており、決して治らない病気ではないのです。

また最近では新薬の登場や統合失調症の患者さんに特化したリハビリテーションなどがあり、決して悲観する病ではないのです。