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グリーンネイルってどんな症状なの?予防方法は?

2020.07.09 13:38

ネイルをされた事のある方は、一度は「グリーンネイル」という言葉を聞いたことがあると思います。


実際に「グリーンネイル」ってどんなものかご存知ですか?


今回は「グリーンネイル」とはどんな症状がでるのか「グリーンネイルになる原因」を紹介していきます。


【グリーンネイルってどんな症状なの?】

グリーンネイルとはその名の通り爪が緑色に変色する状態のことです。


主な症状としては


・爪が緑色や黒っぽく変色する

・ニオイがする


グリーンネイルは爪が変色しても痛みやかゆみなどの症状はないと言われています。


しかし、重症化すると患部が化膿し

膿のニオイがする場合もあるそうです。


これらの特徴が現れたら美容サロンで診断や断定、処置はできませんので、オフをしてすぐに医師の診断を受けましょう。


爪が緑色に変色するのには、


・爪の表面に発生するもの

・爪と皮膚の間に菌が入り込んで発生するもの


と、二つのパターンがあるようです。

爪と皮膚の間に菌が入り込み症状が重症化してしまうことがあるのでグリーンネイルには注意が必要です。


【グリーンネイルってカビなの?】


パンなどにつく青カビに似た色をしているため「爪のカビ」などと言われていることもありますが、実際にはカビではなく「緑膿菌」という菌が原因と言われています。


「緑膿菌」がピオシアニンやピオベルジンなどの色素を産生するため「緑膿菌」が繁殖した部分が緑色に見えると言うわけです。


そのため「緑色爪」や「グリーンネイル」

と呼ばれているのですね。


「緑膿菌」は私たちのまわりのいたるところに存在しています。菌は人間の体内や皮膚にも存在しています。健康な人の場合は菌を持っていても体に症状が出ることのない菌ですが、水分がたまり湿度が高い環境になると一気に繁殖するそうです。


【グリーンネイルの原因】   

 

「緑膿菌」は湿度の高いところを好むため

「緑膿菌・水分・すき間」この三つの条件が揃えばすぐに繁殖してしまいます。


例えば、 


・爪とネイルの間に入り込んだ水分

・ネイル施術時の衛生管理が不十分

・体調不良や免疫力の低下

・爪のケガや病気との合併症


が原因となり「緑膿菌」が繁殖し、グリーンネイルの症状が現れると言われています。


緑膿菌が繁殖するのはネイルアートだけが原因ではありませんが、ネイルアートをしている人は特に注意が必要です。


《自爪のジェルネイルの間に入り込んだ水分》


自爪を全て覆うジェルネイルをしている場合や梅雨時など湿気の多い季節は、グリーンネイルの症状が特に現れやすいと言われています。


当サロンでの施術の際、前処理で表面を清潔にしてから施術に入りますが、ジェルネイルをつけてしばらくすると自爪の間に隙間が出てきて浮いている状態になったり衝撃を受けて欠けが生じたりします。


ジェルネイルが浮いていたり欠けた状態で

日常生活をしていると爪の間に水分がたまってしまいます。


水分が乾かず湿気の高い状態になると「緑膿菌」が好む環境になり一気に繁殖してしまうため、爪が変色するなどの症状が現れます。


ネイルの浮きや欠けはグリーンネイルの原因となるだけでなく引っかかってケガをする恐れもあるので、浮いてきたと感じたら早めにオフするなどのメンテナンスをしましょう。


《ネイル施術時の衛生管理が不十分》


ジェルネイルやスカルプチュアの施術を行う際に、きちんと消毒していないと自爪とジェルの間で菌が繁殖してしまうことがあります。


また、手汗をかきやすいとジェルネイルを硬化させる際に自爪とジェルの間に湿った環境を作ってしまう可能性があります。


セルフネイルをする際にはジェルやマニキュアを塗る前にエタノールで爪の表面の水分や油分をしっかり除去してから塗るようにしましょう。


ジェルネイルやスカルプチュアは3~4週間で交換するのが良いとされています。


衝撃を受けたり、時間が経って浮きが生じることがあれば3〜4週間の期間をすぎていなくても早めにオフしたりメンテナンスが必要です。


《免疫力の低下と合併症》


まれに免疫が低下してしまってグリーンネイルが繁殖することもあります。

爪と皮膚(甘皮やささくれ)の間から菌が入り込んで発症することもありますが、体や爪が健康でない人は通常なら害のない緑膿菌にも敏感に反応してしまいます。


《爪のケガや病気との合併症》


爪水虫や爪カンジダ症などを先に発症していて弱っている爪に二次的に緑膿菌が感染することもあります。

また、爪甲剥離症は爪が皮膚から剥離することにより爪甲下の皮膚に緑膿菌が繁殖します。


このように元の病気がありそこに合併してグリーンネイルが起こることもあるので、清潔にしておくことが大切です。


【グリーンネイルを防ぐには?】


・除菌をし清潔にする

・規則正しい生活をする

・湿度の高い環境を避ける


グリーンネイルを予防するには、身の回りを清潔にすることがポイントです。


また、バランスの良い食事や適度な運動

ストレスをためないことや睡眠時間も重要です。免疫を高めると菌への抵抗力も保てるので予防としても効果的です。


ジェルネイルやスカルプチュアをする際はしっかり手洗いをし、手指の消毒してから

施術を始めましょう。


ジェルネイルやスカルプチュアをしているときに「浮き・欠け」が生じてしまった場合はすぐにオフするかメンテナンスをしましょう。


当サロンでジェルネイルを施したあとネイルの浮きや欠けが生じたときは遠慮なくご相談ください。


《セルフケア方法》


①石鹸をしっかり泡立て丁寧に爪の汚れを落とす

②流水でしっかりすすぐ

③タオルで拭いて乾燥させる


ジェルネイルやスカルプチュアをしていないときでも、甘皮など爪と皮膚の間に汚れや水分がたまった状態にならないように手洗いと消毒をした後にしっかり水分を拭き取るということを日頃から習慣づけておくとよいでしょう。


「グリーンネイルの予防方法」は爪が清潔で乾いていることが大切です!


100円均や雑貨店でネイルブラシを購入できますので手洗いの際にネイルブラシを使うのもオススメですよ☺︎


【グリーンネイルになってしまったら】


グリーンネイルかな?

と思ったら、皮膚科を受診しましょう。


グリーンネイルに気がついたら何も付けずに自爪で過ごしてください。


手をしっかり洗い、清潔な状態を維持しましょう。

放っておくと患部が化膿しニオイがするだけでなく、爪が折れたり剥がれたりします。

気がついたらすぐに皮膚科を受診してください。


また、マニキュアや絆創膏で患部を隠すのはやめましょう。範囲が小さく軽度であれば

爪やすりで爪表面を優しくこすりながら

緑色の色素を除去することもできますが、

削って色が見えなくなっても必ず皮膚科で診断してもらいましょう。


グリーンネイルになってしまった際には、

程度によって長い期間ネイルをせず治療に専念する必要があります。


治ってきたように見えても自分で判断をせず、必ず完治するまで皮膚科で診てもらいましょう。


爪の表面に発症した場合、緑色の患部が伸びて完全になくなるまでジェルネイルやスカルプチュアをするのは避けましょう。


完治してからジェルネイルやスカルプチュアをつけた際も、3~4週間に一度は付け替えて

自爪が健やかな状態を保ちましょう。

ジェルネイルの人気が高まる中グリーンネイルなどの爪のトラブルの悩みは増えてきています。

少しでも異変を感じたときには絶対に自己判断をせず、皮膚科を受診し正しい治療をしましょう。 


これを参考に、健康な自爪を維持できるようにホームケアも楽しんでださいね♪