アフターコロナの飲み会はどうなるのか?
緊急事態宣言が解除され、普通の生活が戻りつつありますが。飲み会という「文化」は、きっと廃れると思います。大人数で集まって飲むことに、抵抗感を示す人が、若い人を中心に年々増えています。
・なぜ、そんな無駄なことを、しないといけないのか
・強制的に参加させるなんてパワハラだ
・残業代を支給してほしい
ネット上には、こんな意見があふれています。そんな流れがある中で、コロナ騒動がモロに直撃しました。わざわざ大勢でお店に出向いて、一つのテーブルを囲み、密着して料理を取り合ったり、お酌をし合ったり。というのは、もはや「テロ行為」です。参加したくないと思うのは、普通の感情だと思います。
もし飲み会をやるにしても、今まで通りにはいきません。お皿から取り分ける際には、たとえ少人数であっても、別のお箸を人数分用意しないといけません。お惣菜をカウンターに並べて、自由に取ってもらうシステムも、変更する必要があるでしょう。鍋料理なんて絶対に無理です。コロナの影響で、神経質な人が増えました。元々、神経質な人は、さらに神経過敏になっています。そんな状況で、みんなで一緒に食事をするなんて、まるで狂気の沙汰だ。そう思う人が増えると思います。
お店としては、早急に対策が必要です。
・団体客はもう来ないので、それに合わせた座席の配置にする
・お箸を使う機会が増えるので、割り箸を多めに用意しておく
・支払いは現金ではなく、電子マネーが使えるようにしておく
最低でもこのくらいはやらないと、すぐに潰れます。私のような、一人で飲みに行くタイプは、増えると思います。やかましい団体客がいなくなり、むしろ「快適」です。さっさと飲んで、さっさと出ていく。そういう飲み方が、これからは主流になるでしょう。客単価は下がります。長居もしません。会計はスマホか電子マネーです。それがアフターコロナの居酒屋の姿です。