出川哲郎さんが食べた沸騰ワード10レシピ
本日は、志麻さんに代わってマネージャーMがお届けします。
7月10日の沸騰ワード10は、沸騰レギュラーの出川哲朗さんが依頼主でした。(見逃し無料配信はこちら)
詳しいレシピは番組公式レシピ本の第3弾が準備中なのでぜひ楽しみにして頂きたいのですが、Twitterでたくさんリクエストをいただいたので、取り急ぎ簡単に調理工程をご紹介いたします!
(沸騰レシピ本の第1弾、第2弾やその他のレシピ本もAmazonランキングが急上昇していたようです。ご購入くださった方、本当にありがとうございました!)
◎1品目:グジェール風ケークサレ
1)ホットケーキミックスに豆腐・卵・牛乳を加えて混ぜる
2)クッキング用ナチュラルチーズを1袋入れて混ぜ合わせ、スプーンですくって揚げる
このレシピは、『伝説の家政婦 志麻さんがうちに来た!ワーママでも簡単!子どもが喜ぶおうちレシピ61』(世界文化社)にも載っているので、もしご興味があればご覧になってみてください。
◎2品目:レバーサラダ
1)マスタードドレッシングをつくる。マスタード 小さじ1、酢 大さじ1、塩・胡椒をよく混ぜて、大さじ3の油をゆっくりたらしながら混ぜ合わせて、全体を乳化させる
2)レバーに強めに塩・胡椒をして、一口大に切ったベーコン(臭み消し用)と一緒に、薄く油を引いたフライパンで強火でさっと炒める
3)玉ねぎのみじん切りを加えてさらに中火でさっと炒め、赤ワインビネガーをまわしかけて蒸発させたら火を止める
4)ちぎったレタスの上に3のレバーとポーチドエッグを乗せ、マスタードドレッシングを再度よくかき回してから全体にかける
詳しいレシピは、『四季dancyu 春の台所』にも載っています。
◎3品目:鶏のニンニククリーム煮とニンニクご飯
1)皮を向いたニンニク1株分とバターひとかけを、炊飯器にセットしたご飯に乗せて炊く
2)鶏もも肉と手羽元の表面をフライパンで焼いて、水・白ワイン・コンソメを加えて煮込む
3)皮を向いたニンニク3株分を入れてフタをして30分煮込む
4)柔らかくなったニンニクをスプーンで潰し、仕上げに生クリームを入れる
5)ご飯が炊きあがったら、ニンニクをしゃもじで潰しながら混ぜる
6)お皿にご飯を盛り付け、その上に鶏肉とニンニククリームを乗せる
◎4品目:麻婆キュウリ
1)たたきキュウリを乱切りにして、油でさっと炒め、一度お皿に取り出す
2)みじんぎりにしたニンニクとショウガをごま油で炒め、合いびき肉を入れる
3)そぼろ状になったら、みそ・豆板醤・砂糖・しょうゆを加える
4)キュウリを加えて、水溶き片栗粉でとろみを付ける
◎5品目:丸ごとナスの牛肉カレー餡
1)丸なすにオリーブオイルをかけてオーブンで焼きなすにする
2)乱切りしたタマネギに塩を降って炒めて甘みを出す
3)よく炒めてから牛肉を入れ、さっと炒めて色が変わったところで水を加え、カレールーを入れて牛肉が柔らかくなるまでよく煮込む
4)焼きなすをオーブンから取り出し、皮を割いて少しほぐして、カレー餡をかける
◎6品目:ヤングコーンのフリット
1)一番内側の皮とひげを残してヤングコーンの皮を剥く
2)ボウルに塩・片栗粉・小麦をを入れ、ビールを足して天ぷら衣を作る
3)ヤングコーンを皮ごと衣につけて、油でフリットにする
◎7品目:ポークソテーのリンゴ添え
1)水平方向に真っ二つに切ったリンゴにバターをひとかけ乗せて、オーブンで焼きリンゴにする
2)豚ロースをフライ返しで抑えるようにして焼き目を付けながらソテーする
3)ソテーした豚ロースをアルミホイルで包んで肉汁を落ち着かせている間に、豚肉を焼いて旨味成分が茶色く残ったフライパンに白ワイン・塩胡椒を加え、ミントとバターを加えて煮詰めてソースを作る
4)豚肉が冷めるとアルミホイルの中で肉汁が出てくるので、ソースに流し入れる
5)別のフライパンにバターと砂糖を入れ、焼き上がったリンゴを入れて表面をキャラメリゼする
6)お皿にソテーした豚肉を盛り付け、その上にリンゴを添えてソースをかける
◎8品目:イカの肉詰めトマトソース
1)ボウルにみじん切りにしたイカゲソと、豚ひき肉、タマネギ、卵、パセリを入れて、塩胡椒して混ぜ合わせる
2)混ざったら、骨を取ったイカの腹に詰めて、つまようじで閉じておく
3)みじん切りにしたタマネギ・ニンニクをオリーブオイルで炒め、トマト缶とローリエを加えて一煮立ちさせる(缶に残ったトマトも少量の白ワインで洗って流し入れる)
4)豚肉を詰めたイカを耐熱皿に並べ、トマトソースをたっぷり流し入れ、パセリとオリーブオイルをかける
5)200℃のオーブンで30分焼く
◎9品目:白身魚のムース パイ包み焼き
1)タイの切り身とホタテをミキサーにかけ、生クリーム・卵白・塩胡椒を加えてペースト状になるまでミキサーにかける
2)サーモンの切り身を2枚に切り開いて塩胡椒をふりかけ、タイとホタテのペーストを挟み込む
3)それをパイ生地で包み、230℃のオーブンで約20分焼く
4)ブールブランソースを作る。みじん切りしたタマネギに塩胡椒をして白ワインと白ワインビネガーで煮詰め、レモン・生クリーム・バターを加えて煮詰まったらざるにあげて、タマネギを漉して旨味だけをしぼりきる
5)パイが焼けたら、程よい大きさに切って皿に盛り、ブールブランソースを合わせる
◎10品目:牛ステーキ ピーマンのピクルスソース
1)ニンニク・唐辛子に白ワインを加えて塩胡椒し、お酢・砂糖を加えて沸騰させる
2)みじん切りしたピーマン・タマネギ・レモンを加えて煮詰め、ピクルス風ソースにする
3)焼いた牛ステーキを皿に盛り、ソースをたっぷりかける
◎12品目:ナスの豚バラ巻き
こちらのレシピと調理工程は沸騰ワード10の公式サイトに載っているので、ぜひご覧ください。
◎13品目:ソース焼きそば
1)市販の焼きそば麺をほぐれやすくするために、レンジで1分加熱する
2)キャベツ・人参・もやしなどの野菜をフライパンでさっと炒め、ざるにあげる(水分が出るのを防ぐために、この時は塩胡椒しない!)
3)豚肉に塩をしっかりめに振って炒め、焼きそばに付属している粉末ソースを1/3袋だけ入れて味を絡める(ショウガとニンニクがあれば足すとなおGOOD)
4)レンジで加熱した麺を炒めながら、残りの粉末ソースを全て絡める
5)麺にソースがしっかり絡んだら、野菜と肉をさっと合わせる
志麻さんいはく、「料理で大切なのは味のメリハリ」なのだそうです。
焼きそばは麺がメインなので麺に全体的にうっすら味がついていて、アクセントとなる肉はちょっと強めの味付け、野菜はシャキシャキみずみずしいのが役割なので最後に混ぜた時にうっすら味が移るくらいのバランスにすると、口の中でメリハリができて美味しくなります。
◎14品目:パエリア風 海鮮トマト焼きそば
1)市販のやきそば麺を包丁で4等分に切り分け、ちょっと多めの油でほぐさず焼いて焼き目を付ける
2)ニンニクのみじん切りをオリーブオイルで炒めたら、アサリ・エビ・ホタテをたっぷり入れ、白ワインを加えてアサリの口が開くまでフタをする
3)貝が開いたらトマト缶を入れ、塩胡椒を加えて水分がなくなるまで煮詰める
4)焼き目を付けておいたやきそばを皿に盛り、海鮮トマトソースをかける
◎15品目:チョコクリーム(クレーム・オ・ショコラ)
1)鍋でバター12gを溶かし、小麦粉10gを加え、粉っぽさが取れるまでよく混ぜ合わせる
2)牛乳250ccと、好みでグラニュー糖を加え混ぜ合わせる
3)ブラックチョコレートを割り入れ、とろみがつくまで弱火で煮詰める
4)小さめの器に入れ、冷蔵庫で冷やす
これは志麻さんがフランス留学時代にハマった思い出の味だそうで。毎日3パック食べていたら10kg太ってしまったらしいですが、確かにプリンともムースとも違う不思議な食感で、とても美味しいです。
詳しいレシピは、『志麻さんの気軽に作れる極上おやつ』(マガジンハウス)に載っているので、皆さんもぜひ作ってみてください!
以上、簡単ではありますが、ご参考になったら嬉しいです。
なお、テレビや書籍で紹介された志麻さんレシピを無断で転載されているブロガーさんが散見されます。また、沸騰ワード10のレシピは番組公式サイトに載っているもの以外は工程や分量は未公開であるにも関わらず、全然違うレシピを「志麻さんのレシピ」と銘打って紹介しているブログもあり、本人はとても心を痛めています。
志麻さんに密着していた「プロフェッショナル 仕事の流儀」のディレクターさんが「狂気」と表現したほど、志麻さんが誰でも美味しく再現できるようこだわって何度も何度も試作を重ねてレシピ開発している姿をいつも見ているので、とても残念です。
志麻さんに興味を持ってくださるブロガーさんには感謝しているのですが、くれぐれも違うレシピに志麻さんの名前を勝手にご利用にならないようお願いします。
なお、厳密には、書籍や番組ホームページからの無断転載は違法であり、出版社やテレビ局の方からしたら嫌な気持ちなると思うので、もし引用される場合は最後に出典元のリンクなどをはっておいていただけると有難いです。よろしくお願い申し上げますm(_ _)m
とはいえ、志麻さんのレシピを知りたいと思ってくださっている方がたくさんいらっしゃる中、タイムリーにレシピを公開できていないのはごめんなさい。沸騰ワード10の公式レシピ本第3弾の完成まで、今しばらくお待ちください!