うっかり開いた黒歴史

　いまおーさかさんにメールを出そうと思って、ふとなにげなく過去おーさかさんから来たメールをひとつ開いてしまったのですが、なんか全然違う文体のメールでした。　……。　違う。おーさかさんは私に対して、こんな丁寧上品な敬語の文体を書く女ではない。大変失礼ながら。　いきなりこんな文体のメールが来たら、心配で東京まで様子を見に行ってしまうかもしれない。　困惑しながら読んでみると。　あー。　違う人から来たメールでした。fromがローマ字で来ていて、パッと見ではもの凄く似ているんですね。　……。　昔、喫茶店でバイトが一緒だった上品でかわいい年下のお嬢さんからです。2004年ですね。古い。どうやら見た後、fromが似すぎていたためにおーさかさんのフォルダに入れられ、そのままうやむやになってしまったようです。　最後が「お好きな映画はなんですか？」とか疑問形で書かれています。　……。　やばい。返事を書いたかどうか全く記憶がありません。　この流れで返事返してなかったら、間違いなくガッカリさせただろうな……。いやその可能性が、マジ高い。　バイトをやめてからのメールだったので、そのままになっちゃっていましたね。　すごくいいお嬢さんだったんですが。あー。縁が無いとはこのことか。　いや、来たメールにきちんと返事を出していないかもしれない私が悪いでしょう。申し訳ありませんこれから気をつけますごめんなさい。