ニコンEM

時々書いていますが、僕の従兄弟が使わなくなったフィルムカメラを何台かくれました。

その中で中々使おうという意欲が出なかったのがニコンEMというカメラです。

そもそも一眼レフはあまり使わないうえ、ニコンというメーカーにも特に思い入れもありません。

考えてみたらこれまでニコンのカメラって一台も使ったことがありませんでした。

そのうえこのEMという機種。

ジウジアーロデザインだとかF3直系だとかというバックボーンを知ったところで、手に取ってみれば実にチープな印象です（笑）

コンタックスのカメラに感じる気品のようなものも感じません。

しかし人から貰ったカメラは必ず一度はフィルムを通すことを信条としておりますので。ようやく持ち出してみました。

レンズもまた実に凡庸な35mmf2.5が装着されています。

まずは友達と会う約束をしていた大須で撮り歩きます。

いやしかし軽いなこのカメラ。

カメラは小さくて軽いに越したことはありません。

それに絞り優先AEオンリーというのも割り切ってて素晴らしい。

ピントはともかく露出がマニュアルである意義を僕はそんなに感じません。

作品撮りをしてるならともかく、ストリートスナップはそんな設定でモタモタしている間にシャッターチャンスを逃す方が惜しい。

OM-1には多少及ばないもののファインダーも見やすいのでピントもそれほど外しません。

なんだか最近すっかり気に入って持ち歩いていますので、しばらくこれで撮った写真の記事が続くと思います。