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ちょっと分かりづらいので、勝手にTOPOのトレイルシューズを分類してみた

2020.07.11 15:56

最近TOPOかカーボンシューズばかりアップしてるので、よく聞かれるのですが、2020年注目のシューズブランドTOPO Atheleticに関してです。


■TOPOのシューズは用途識別が難しい

見出しの通り、相当履いている僕でもTOPOのシューズは「このシューズは何用だ?」ということを理解するのが難しいシューズです。そもそも用途なんて個々人で決めればいい説、もあるのですが、それにしてもちょっとわかりにくい。

各シューズの説明を読んでみても・・・これだけで判断できる人は相当の玄人かエスパーの類ではないでしょうか笑


しかもTOPOは「履いてみると良さがわかる」シューズというより「履きこなすと離れられなくなる」シューズ、であるとも思ってまして、購入の際にはより情報量が合ったほうが良い。

ということで、実際履いてみた感想も含めて「勝手に」整理してみたいと思います(ULTRAVENTUREとMT-3は履いていないので、一部想定になりますが)。


■TOPOの基本スペックを整理

用途を仕分けるにあたり、各シューズのスペックを比較してみたいと思います。まずはソールの厚さ≒スタックハイト。

こう並べると、アルトラと比べられる同ブランドですが、0ドロップなのはRUNVENTUREのみ(意外)。ほかはそこそこドロップがあります。

またMTN RACERとULTRAVENTUREは同じスタックハイトですが、クッション性は真逆。ULTRAVENTUREはスリーピース・マルチデンシティー・ミッドソール構造で、よりロング寄り、一方でMTN RACERはかなりダイレクトな感触です。


続いて軽さについて。まず前提として、軽量化が進むシューズ市場において決して軽いシューズではないです。

その中で軽い順に並べると以下のようになります。

これも意外で、メガグリップ搭載のMTN RACERがまさかの一番軽いスペックで、ULTRAVENTUREが最も重い形になります。

個人的には軽いシューズほどスピードを出すレースで活用したく、重たくてもクッション性などが高ければロングで検討する形にしていますが、この観点からも比較的軽量なRUNVENTUREやMTN RACERはショート寄りのシューズと言えるんではないかと思います。


最後にソールについて。

MT-3だけが唯一Vibram社製ではなく、他のシューズはVibramソール。MTN RACERがメガグリップを採用しており、それ意外はメガグリップと酷似した形状のVibram® XS Trekを採用しています。

グリップ力、という観点では同じ形状でもメガグリップがダントツです。苔むした路面も何のその、本当に滑らないのでMTN RACERはハードトレイル向き。

また同じソールを搭載しているRUNVENTURE、TERRAVENTURE、ULTRAVENTUREの3つはスタックハイトやドロップのあり方で用途が変わってくると思います。


■ということで、まとめてみる。

上記までの情報と、渡邊の履いた感触でまとめると、TOPOのシューズの使い分けは以下のようになるかなぁと思います。

このように整理できるんではないかと思います。

また来期リリース予定の「ULTRAVENTURE PRO」は、重量は295gとULTRAVENTUREよりも少し軽量化され、MTN RACER同様メガグリップ搭載。スタックハイトもULTRAVENTURE、MTNと同じ設計でありつつもミッドソールのクッション性が上がっておりながら、TERRAVENTUREなどで採用されているESSロックプレートも搭載。

ということでかなり万能な仕上がりとなっており、ハードなロングトレイルに活用できそうで今からワクワクしております!


ぜひTOPOを購入する際は参考にしてください!