「録音してもいいですか?」という人は伸びない
2020.07.12 00:46
対面で個別コンサルをやる際に「録音してもいいですか?」と、聞かれることがたまにあります。その場の雑音も入ってしまうし、私は滑舌がそんなに良くなくて、ハキハキ喋る方ではないので、それでも構わないならという条件付きで、許可しています。
が、この時点で、この人は伸びないだろうなと、そう思ってしまいます。録音しているという安心感があれば、集中力が欠けるからです。後で聞けばいいかと思い、大事なことをスルーしてしまいます。聞いていないことが、目の前の相手にモロにバレるので、真面目に話す気がなくなります。
それがこの人が伸びない原因なのですが、本人は気付いていません。集中力が無いのだから仕方ないでしょ、と、なぜか逆ギレする人もいます。言い訳です。録音に頼るから、いつまでも集中力がつかないのです。しかも、こういう人に限って、録音しても聞き返しません。対面した時に聞き逃して、後からも聞きません。これでは何の意味もありません。
チケットがなかなか取れない、人気歌手のコンサートであれば、一秒たりとも見逃さないように、真剣に聞きます。後からネットで、無料で配信しますと言われれば、集中力は保ちません。そういうものです。
世界中に70億人もいて、コロナが蔓延した時代に、人と人が会うというのは、もはや「奇跡」に近いです。せっかくの機会を活かす為に、今から集中力を鍛えておきましょう。そうすることにより、あなたは成長するのです。