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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(新生60)

2020.07.13 02:52

観覧車を降りてレストランにいる事をLINEで告げて、廉は隆臣と共に二人を待つことにした。




ザワザワした気持ちは収まることを知らない。




隣に並んで座る隆臣は、お子様ランチに夢中になっている。




「廉はぁ?ご飯食べないの~?」




「うん…何だか胸がいっぱいでね」




「ふーん」




隆臣はグーで握っていたスプーンを置いて、廉の腕をツンツンして言った。




「あのね、廉」




「はい」




「パーパとちゅーしたの?」




「え…いや、あの…それは💦」




「してもいいけどぉ、しゅぐに返してね!」




「…臣さんに?」




「しょーよ」




「はい…ごめんなさい」




隆臣は目をまんまるにして、廉の方に身を乗り出した。




口の周りがケチャップの赤に染まっている。




「どして、ごめんなさいしゅるの?廉、悪いことしたの?」




「…そうだね」




「…大切な家族がいる人を好きになること自体、悪いことだよね」




「元気だして、れーん!たぁくんのプリンぜーんぶあげるから」




「ありがと、隆臣くん…」




「あ‼️パーパ達帰ってきたよ!」




臣と隆二が並んでレストランに入ってきた。




廉の鼓動は、また慌ただしくなってきた。




つづく