続、電動ハチイチバギー『MP10e』
前回のブログで紹介した『インファーノ MP10e』ですが、想像以上の反響で国内・海外共に初回完売してしまったようです。入手出来なかった皆さま大変申し訳ありません。
次回入荷をもう少々お待ちください。
RCカー開発担当の宮崎です。
そんな中、一足早く量産初号機を走らせてきました。
走行させた感想としては、説明書の指示寸法で組んだのですが、問題なしです。
ただ、車高等の指示をしていなかったのでホームページに掲載されているセッティングシートを参考にしてください。
リバウンドもセッティングシートの位置で合わせた方が精度が高いのでこちらを参考にするといいかもしれません。
1日走行させ各パーツの耐久チェックをしましたが、特に破損・摩耗もなく無事量産品のチェックを終えました。
ここでもう一度MP10eについて紹介します。
まず、ハチイチバギーは、なんといっても醍醐味はビッグジャンプですね。
サーキットに行くと必ずひとつは大きなジャンプがあります。
そのジャンプを飛んでいる姿は迫力がハンパないです!
自分は電動出身なので、初めて見たときはビビリました。
車体が大きく重いのでコーナーリングは、苦手かな?と思いきや軽快に曲がっていきます。
そして多少のギャップはお構いなしにフルスロットルで加速していきます。
そんなに迫力があるならクラッシュも派手で壊れちゃうでしょ!と思いますよね?
でもこれがなかなか壊れないのですよ。
ハチイチエンジンのレースでは、選手権ともなると決勝の時間が60分になります。
そんな長丁場ですぐに壊れていたら完走すらできませんよね?
インファーノはそんな修羅場に何十年も身を置いています。
なのでハチイチバギーは耐久力を第一に設計されているのでちょっとくらいでは壊れないのです。
ラジコンカーの全ジャンルの中で最も丈夫と言っても過言ではないですね。
そんなカテゴリーの最上位モデルが『インファーノMP10』になります。
その兄弟車が『MP10e』なのです。
では、僕がMP10eをオススメする理由
・最上位モデル『MP10』と同じ駆動系と足回り。性能、耐久性は折り紙付き。
・意外と運転が楽。他カテゴリー経験者なら何の問題もなく楽しめる。
初心者でも車が安定していて丈夫なので運転に集中出来るのでとにかく楽しい。
・エンジンの始動、調整で挫折したけど、ハチイチバギーをやりたい人に最適。
電動ならバッテリーを繋げば誰でもmaxのパワーを発揮。
・実はエンジンより加速が良いのでジャンプが飛びやすい。
・モーターの変更でパワー感を簡単に変更出来る。
・エンジン用に出ているオプションパーツがほとんど使えるので更なる性能upが可能。
・排気がないので車があまり汚れない。走行後のメンテが楽ちん。
・車体が大きく、パーツもカッチリしているのでおもちゃ感がなく所有満足度が高い。
・サーキット使用料が安いところが多い。
・青空のもとで遊ぶので解放感がありアウトドア気分を味わえる。
・転んだ車を何度も起こしに行き体を超動かすのできっと健康に良い。
話は変わって、別途購入する必要のあるモーターに関してですが、kv1900~2100をオススメします。付属の14Tのピニオンギヤはこの辺を想定しています。
(ちなみにモーターの軸径は5mmのものです。3.175mmのものは使用出来ないので注意してください)
オプションの15Tピニオンにすると加速時にタイヤのスリップが減るので、その結果加速が良くなりジャンプが飛びやすくなります。
しかしハイギヤードになってしまうのでモーター・ESCに負担がかかるので条件によっては熱の問題が起きることもあります。
具体的には、最初の症状としてESCのヒートプロテクトが作動すると思います。
その際は一旦走行を中止し、冷やした後にギヤ比やESCの出力を調整してください。
また、モーター・ESCを冷やすのにボディに穴を開けるのもレースではよくある手法です。
上の矢印のところに穴を開け空気をボディ内に取り込みます。
さらにこれからの季節は、電動ファンを取り付けるのも良いでしょう。
ファンの取付けに関しても色々試しているところです。
他にもオプションパーツの検討などをしていてまだまだ開発は続いています。
最後にもう一度動画を貼っておくので自分が操縦しているところを妄想してみてください。
ハチイチバギー、一度やってしまうと他のジャンルに戻れない変な魅力を持ってます。
ホント、一度体験してみて欲しいです。
おまけ
人気のこの車もそろそろですね!
では!