Wendy, (Walter) CARLOS & Moog
2020.07.14 04:16
バッハ先生の名曲はオリジナルではなく当時(1970年頃)ウェンディ・カルロスが演奏したシンセサイザー(Moog III)によって聴きましたので、このアルバム(Switched on Bach)を聴いた後で弦楽器によるオリジナル演奏を聴いたという、本末転倒のお話。
オリジナルのSwitched on Bachのジャケットは忘れもしないですが、2つパターンがあったそうで、よく知りませんが、自分が購入したのはおそらくバッハ先生が立ち上がっている方のジャケットです。そのすぐ後でモンテヴェルディ、ドメニコ・スカルラッティなどを演奏したアルバムも購入。スカルラッティのチェンバロの素晴らしさはこれまたシンセサイザーで知った世界でした。
綾小路きみまろじゃぁないですが、あれから40年!シンセサイザーは1970年代にデジタル化され、コンピューターの高速化に伴いシンセサイザーも劇的性能アップ。今や、パソコンのソフトウェア化。あのSwitched on Bachのジャケットのようなテーブルに鎮座するマシーンとしてのシンセサイザーは博物館の展示物になるんです。もう、なってるか。きっと。