NO,1 自信がない
うつ病だと言ってカウンセリングを受けに来る人は、総じて【自信がない】と言います。
最初は丁寧に説明していましたが、数が多くなり毎回説明する時間的な余裕がなく、カウンセリング後の再発防止の教室で説明しています。
それもまた次第に時間的な余裕がなくなり、説明が疎かになってきました。
その説明の前に、精神科の診断基準を見てみます。
以下の症状のうち、少なくとも1つある。
1、抑うつ気分
2、興味または喜びの喪失
更に以下の症状を併せて合計で5つある。
3、食欲の減退あるいは増加、体重の減退あるいは増加
4、不眠あるいは睡眠過多
5、精神運動性の焦燥または制止(沈滞)
6、易疲労感または気力の減退
7、無価値観または過剰(不適切)な罪悪感
8、思考力や集中力の減退または決断困難
9、死についての反復思考、自殺念慮、自殺企図
上記の症状がほとんど一日中、ほとんど毎日あり2週間に渡っている症状のために著しい苦痛、または社会的、職業的な重要な領域における機能障害を引き起こしている。
これらの症状は一般身体疾患や物質依存(薬物またはアルコールなど)では説明できない。
上記がうつ病診断に使用される基本的な基準のようですが、これとともに、うつ病の人は真面目で几帳面と言われています。
これらが精神医療のうつ病診断で使用されているようです。
さがら療法では【1、~ 9、】までの説明に異存はありませんが、下記の10項目を追加しカウンセリングを行っています。
1、心配性
2、欲が強い(認められたい・ほめられたい)
3、将来の先読みと過去を振り返る
4、プライドが高い
5、利己的に几帳面
6、利己的に真面目
6、責任転嫁をしながら弱い自分を責める
7、ERDをもつ
8、友達が少ない、いない
9、世話焼き
10、ケチ
これらが強くなると思考不全(通称:うつ病)の判断材料ともなる。
カウンセリングは上記を考慮しながら独自の手法をとり、AM9時からの3時間が基本になっています。
カウンセリング技術は2か月間かかりますので、この場での説明はできません。