食堂ニューミサさんとの開発秘話

食堂ニューミサのミソラーメン

にんにくと胡麻油の香ばしい香りのする白味噌ベースのスープと中細麺でありながらコクの深いスープを受け止める絶妙なバランス。

非常に伸びにくい麺で、最後まで最高のバランスを維持する。

上越だけでなく県内外からラーメンファンが押し寄せる至極の一杯。

ミシュランガイド新潟2020特別版プレート獲得。

オーモリラーメンの醤油ラーメン

上越とんこつと呼ばれる豚骨ベースで、甘味と旨味の強いスープが特徴。小麦の香りが強い中太麺でこの旨味を受け止める。

製麺技法にこだわり、独特の捻じれとちぢれが合わさった麺線は、豊かな食感をもたらす。

ザ・上越のスタンダード。（自分で言ってますが・・・）

実は去年の暮れ頃から「ニューミサさんの冷凍ミソラーメンを手掛けさせてもらい、弊社のネットショップでも販売したい」という構想は、自分の中でありました。

ただこの頃、食堂ニューミサさんを経営されている上田夫妻との面識は一切ないという全く現実味のない構想でした。

きっかけは上田夫妻が、オーモリラーメン新井店へ来られた時のこと。

うちの妻が声を掛けた。

とても気さくなご夫婦で「古くからある名店同士で何かできたらいいと思っている。」と言っていただけた。

でもいきなり「お店の冷凍ラーメンを作らせてください。」などととても言えない。

やすやすと同業にスープを渡してくれる人などいるわけないわけで、簡単には言い出せないまま時はコロナ禍へ。

上田さんと会うことができなくなる。

緊急事態宣言で不要不急の外出を控える状況下で、ご自宅用のラーメンの需要が急激に上がる。

上田さんと交渉の機会をもてなかったことがただただ悔やまれる。

コロナが落ち着きを見せ始め緊急事態宣言が解除された頃、上田夫妻と再び会うことができた。

数回会うなか、思い切って上田夫妻に「御社の冷凍ミソラーメンを作らせてほしい」旨を伝えた。

すぐに返答を求めたわけではない。自分達は製造業者であること理解してもらい、時間をかけてでも承諾を取るつもりだったが、結果は即答であっさり快諾していただいた。

多分、その後上田さんのまわりから反対の意見はあったと思う。同業にスープを渡すなんて普通は有り得ないからだ。

そこから自社商品を持っていき、試食してもらった。

「ニューミサのミソラーメンが自宅の冷凍庫にあったら」とか「遠方の知り合いに送ったら」等想像してもらいたかったからだ。

そして自分達の時間を作っては、食堂ニューミサへとにかく足を運び、スープをもらって加工して、また持っていって試食、課題や問題を解消していく作業を繰り返した。

問題や課題が発生する度に、それをクリアしていく過程が楽しくて仕方なかった。

すりおろしにんにくを入れた小さなタレビンですら創意工夫が詰まっている。

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この機会を与えてくださった上田さん夫妻と開発に真摯に向き合ってくださった食堂ニューミサのスタッフさんには、ただただ感謝しかございません。

仲の良い気さくな上田さん夫妻。話してると時間を忘れてしまうほど楽しい。

食堂ニューミサさんのスタッフさん達

ベテラン揃いで厨房を仕切る。仕事に対する責任感がとても強い。

弊社の社長も女性ですが、ウチの社長が何人もいるイメージ。

※ネット販売が売り切れの場合は食堂ニューミサ店舗へ直接ご連絡下さい。

お電話にて詳細をお伺いし、発送を行います。

電話番号（0255）74-2096　受付時間店：舗休業日を除く午前9時〜午後9時迄

一般の方にも簡単に作れるように動画解説付き。

ミソスープを加熱し始めてからはノーカット。動画を視聴しながら一緒のタイミングで作れる。

予告動画を作る。これを若女将に視聴してもらった。開始10秒後のテロップを観た後、私の顔を見た若女将の顔は忘れられない。

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