長岡京市で人気を博すレトロ喫茶『フルール』。何度も「SENSE NAGAOKAKYO」に登場している名店です。今回は、そんな『フルール』のレトロメニュー「ダブルプリン」と「クリームソーダ」に注目。夏にぴったりなメニューをテラス席で味わってきました。

見出し一覧

・長岡京市の喫茶『フルール』ってどんな喫茶？

・晴れた日は密を避けてテラスで　

・『フルール』自慢の自家製プリンを贅沢にいただく　

・シュワッとはじける「クリームソーダ」で夏を感じる

・テイクアウトもできる！ボリューム満点「フルールランチ」

・『フルール』はお客さんと店員さんの距離感が素敵

長岡京市の喫茶『フルール』ってどんな喫茶？

昭和44年に創業した喫茶店『フルール』は、阪急長岡天神駅の目の前にあります。ヨーロッパの宮殿を思わせるクラシカルな空間が、地元の常連さんだけでなく、ＳＮＳ映えを狙う女子の乙女心をわしづかみにしています。　

高い折り上げ天井が、空間を広々と見せます。この空間のデザインは、ご主人が自ら考案したものだそう。大きなシャンデリアやステンドグラスが、麗しい高級感のある雰囲気を醸し出してくれますね。

正面玄関横には、食品サンプルの並ぶショーケースが。ランチやパフェ、ドリンクなど、メニュー数の多さも『フルール』の魅力のひとつです。モーニングやサイドメニューなども合わせると、その数なんと60種以上！どれをオーダーしようか、迷ってしまいます。

晴れた日は密を避けてテラスで

店内でいただくのももちろん素敵ですが、天気の良い日は、ぜひ庭にあるテラスで！気候が良い春先や秋の利用が人気とのことですが、真ん中に立つ大きな木が木陰を作るので夏でも涼やかに過ごせそうです。ウィズコロナの今だからこそ、密を避けるという意味でも、テラス席の利用は良いかもしれませんね。

緑の芝が敷かれた庭にある6席ほどのテラスは、風がやわらかに吹き抜けてとっても気持ちよく過ごそう。木々や花が風に揺れ、手入れの行き届いた庭の景色は、心を豊かにしてくれます。木が周りを囲んでくれているので、外からの視線もあまり気にならず、ゆったりとリラックスできますよ。そうこうしている間に今日のお目当てのひとつ「ダブルプリン」がやってきました。

『フルール』自慢の自家製プリンを贅沢にいただく

『フルール』のメニューの中でも、特に長い歴史を持つという自家製プリン。創業当時からずっと変わらないレシピで作り続けています。水を一滴も使わず丁寧に作られるプリンは、ちょっと固めの食感。昔ながらのしっかりとした味わいです。この自家製プリンが横長のパフェ皿に2つ乗り、クリームやフルーツを添えたものが「ダブルプリン（税別900円）」。

甘酸っぱいフルーツと甘いクリーム、口当たりなめらかなプリンが口の中で合わさって…思わずため息が出るほどおいしい！そして、初めて食べたのにどこか懐かしい…。実は、自家製プリンはご主人が丁寧に一つ一つ手作りしているメニューなんです。そんなプリンを贅沢に２つも一度に、しかもクリームとフルーツを添えていただけるなんて！かなりリッチです。この「ダブルプリン」をはじめ自家製プリンを使ったメニューは全部で4種ほど。どれもプリンの味わいを最大限に生かしたメニューです。

シュワッとはじける「クリームソーダ」で夏を感じる

カフェで頼みたいメニューと言えば、見た目も可憐なレトロメニューの定番・クリームソーダ。近年のクリームソーダブームもあり、趣向を凝らしたものも人気を集めていますが、『フルール』の「クリームソーダ（税別500円）」は、とってもシンプル。シュワシュワの緑色のソーダに、甘いバニラアイスが1つどーんと乗っています。こちらもかなり古いメニューだそうで、創業当時から提供されていたのだとか。

一口飲んでみると、ソーダの爽快感とアイスの心地の良い濃厚な甘みが口内に広がります。その清涼感から夏を感じずにはいられません。「シンプル イズ ベスト！」そう思わせてくれるメニューです。味はもちろん、ソーダの緑のグラデーションとアイスの白のコントラストがとっても爽やかですよね。かわいくて写真を撮るのに夢中になっていると、どんどん溶けてしまう…そんなところも儚くて愛らしいのですが、しっかりとソーダとアイスを味わいたいなら、早めに飲んでしまうことをおすすめします。

テイクアウトもできる！ボリューム満点「フルールランチ」　

2つのレトロスイーツメニューをご紹介しましたが『フルール』では、食事メニューも充実しています。特におすすめしたいのが、クリームコロッケ・メンチカツ・エビフライの3種をメインにサラダやポテトサラダが付く「フルールランチ（税別1050円）」。

ご飯もたっぷりと盛られていて、本当にボリューム満点！揚げ物にかかるソースは酸味がきいていて、ボリューム感のあるメニューながらも、すっきりと食べきることができます。ゆっくりと時間をかけて、ランチ⇒カフェとセットで楽しむのもおすすめです。最近は一部メニューのテイクアウトも可能になりました。店員さんに気軽に相談してみてください。

『フルール』はお客さんと店員さんの距離感が素敵

長岡京市の喫茶店『フルール』で心惹かれたのが、お客さんと店員さんとの和やかなコミュニケーション。『フルール』で働く店員さんは、奥さんのことを、親しみを込めて“ママ”と呼ぶそうです。「ママはとてもおしゃべり。お客さんにもよく話しかけていて、店全体が明るくてアットホームな雰囲気なんですよ。」と、笑顔で話してくれました。

長岡京市にある喫茶店『フルール』。クラシカルであたたかくて、何度も足を運びたくなる雰囲気でした。フレンドリーな店員さんとの会話も楽しみながら、ランチ、カフェと楽しい時間を過ごしてみてくださいね。

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★問い合わせ先

075-951-6759

★アクセス

長岡京市天神1丁目8-2

阪急長岡天神駅から西口を南へ徒歩2分

★営業時間

10～21時（20時30分LO）

★定休日

月曜（祝日の場合は翌日）

★駐車場

12台

※店の前の道路は通行禁止のため、1本西側の道路を進み、

回転灯を目印に専用道路を東に入ると店の裏手に駐車場あり

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