片隅の夏

朝顔が、咲いた。

チリン。

と音がしてきそうだ。

ハイビスカスも

朝顔も

1日で満開を終えてしまうから、

見つけると嬉しい。

あちこちで

色んなことが起きる。

新型コロナの

感染者も増えて来た。

地元の数人は

また、どこかのクラスターか。

そうじゃなかったら

感染爆発の予兆か。

緊張感のなか

夫は都内に通勤し、

私は訪問介護で人と接触してる。

無事でいられるのが

奇跡のように思える。

災害も同様だ。

いくら治水がキチンとしてる

と言っても、

限度を遥かに超えてくれば

住まう地域もハザードマップでは

避難区域だ。

休日は

家で過ごすほうが

身も心も休まる。

出かけるのが大好きな

私だが、

マスクをしないでいられる

自由な状態が、

一番休まる時になった。

最近は

率先して何かを

と思うことを止めた。

アイドリングストップの状態で、

声をかけられたら

即座に動けるように

体がなるべく休むことを

無意識に選んでいることに

気づいて驚いている。

ちょっとした

優しさまでも

無くなってきたような

気がしている。

休みの日は

丁寧に

自分と夫に優しくあろう。

久々に野菜を煮てみた。

そしてそれはスープカレーになった。

スパイスに、元気を貰おう。

母から電話が来た。

父が通院先を変えたそうだ。

私も通院先が閉鎖となり

あらたにかかりつけ医を

地元に見つけなければ。

今は寧ろ

転院先を見つけるには

いい時期かもしれない。

対策の有無や

混雑状況を

見極めながら。

花も

慌てずちょっとずつ

咲いてくれるかな。