願えば願うほど立場は弱くなる
願えば願うほど、選ばれる側や追いかける側になり、立場がどんどん悪くなります。入社試験でいうと、会社に入りたいと願う人は、選ばれる側です。逆に、人手が不足しているお店や会社は、うちで働いてほしい、人手が欲しいと願うので、選ばれる側になります。彼氏が欲しい、結婚したいと願う人は、男に選ばれる側になります。夢や希望を願う人は、それを追いかける側になります。
お金もそうです。欲しいと願えば願うほど、自分の立場はお金より弱くなり、常に追いかける側になります。運気もそうです。運を良くしたいと願えば願うほど、自分は運が悪いといういが強くなり、運を追いかける立場になります。
これらを解消する為には、願うのをやめることです。欲しいとか今より良くしたいと強く願うのではなく。既に持っている、既に良いと思うことです。そうすると、立場が「逆転」します。お金持ちはお金を既に持っているので、お金が欲しいと強く願いません。そうすると不思議なことに、お金の方が追っかけてきます。
この原理を利用するのです。額の大小は関係ありません。自分が使う分で良いので、それは既に持っている、もう足りていると思うことです。その範囲で、どれだけ楽しもうかなと、考えることです。そうすると、お金に困ることはなくなります。
運気もそうです。運気をアップしようではなく、既に自分は運が良いと思うことです。今まで生きてきて、現時点で衣食住足りていて、体が健康であればもう充分です。世界レベルで見ると、その時点で、相当ラッキーです。開運グッズを買わなくても、パワースポットに行かなくても、運をたくさん授かっています。
仕事でも恋愛でも、原理は同じです。選ばれる側より、選ぶ側になった方が、はるかに楽だし、夢や希望は叶いやすいです。その為には、強く願うのではなく、既に足りている・持っている部分を見つけて、そこに感謝することです。