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7月16日 またちょっと探検

2020.07.17 02:31

今回はまた野池です。

 

前々回の『ちょっと探検』を今回もと思い、まずは良型をバラシた『ショアラインはグッドな野池』に向かいました。

 

あわよくばそのバラシてしまった個体を、と考えてのことですが(笑)

 

前々回は初めての場所ということで朝9時過ぎからスタートしたのを、今回は早朝からです。

 

曇りで無風、水質はマッディ(常時だろうか?)、薄暗い早朝スタートということで、まずは前に反応の良かったメタリック系のカラーを。

それと、岸際の障害物から離れるともう何も無い池なので、より低速でコントロールが効くクランクを、と選んだのが

テスト中の試作品FL62LC(もうこれで完成形ですが)と、

FL90です。

 

実際にフラッタリングさせてみるとサイズ的にどうかな、と思ったFL62LCも程よく目立ってくれます。

 

この『程よく』とか『ちょうどイイかんじ』は、あくまで私感ではありますが、久々に『あ、これ水に凄い合ってる』と思いました。

 

ジンクリアな水域ですと黒銀の方が発見しやすいですが、マッディだと黒金の方が馴染みつつ目立ちますね。

 

さて、スタートして十数分、いろんなパターンのトゥイッチを試していると

小さいですが1匹目。

 

なんというか、微かに重くなったのでロッドを立ててみたらラインが走ったという、およそクランクのバイト・フッキングシーンでは見られなさそうな1匹でした。

 

そして、ここからなのですが、この池は前述のとおり岸際から離れると砂漠にルアーを投げているのかと思うほど水中に変化も障害物もなんにも無いのでクランクのローテーションを数投毎にしていきます。

 

普段ならもっとのんびりしたペースですが、一周まわって岸際のバスを釣ったら終わり・今日は池の真ん中では釣れません、みたいな状況だとしたら余りにももったいないので、今回は全キャスト決め打ちぐらいのつもりです。

 

具体的にはカバーが薄いところ、それなりに見つけてもらえそうな所ではFL62LCを、カバーの手前までしかクランクを入れられないが奥行きがあるので引っ張りたい場所、それとここはでっかいのが居そうと感じたところはFL90で、です。

 

とはいえ、池のキャパシティに対して生き物の数がかなり少ない気がするので、とにかく一投一投をキャストからピックアップまで丁寧に、を心掛けました。

 

そうしてオバーハングの中のカバーから出てきて勢いよく水面を割った36㎝。
 

この前も感じてはいましたが、ここのバス、暴れ方がラージマウスじゃないです(笑)

 

一つ一つの動作が大きくて激しいので『おっ?おおっ??』ってなります(笑)

 

そして、前にでっかいのをバラシてしまったエリアへ。

 

池の最奥部その1に当たるところですが、前に食わせたポイントは水深が浅いアシ林だったので、ここに居着いているというよりもこのエリア内で場所を変えている、というのが改めて周囲を見回した予想です。

 

ここからエリアを外れるまではFL90で通します。

 

水面をFL90のテールで叩いて音を立ててみたり、リトリーブ以下のスピードで生きた動きになるように変化をつけたトゥイッチを続けたりと、できるだけスローに誘っていきます。

 

で、アシ林を小バスの反応もないまま通り過ぎました(笑)

 

時間を変えて入りなおすか、と考えて隣のオーバーハングに投げようとしたときに『ガボッ!』という音が。

 

絶対この前のやつやろ、と少し強めの着水音でFL90を波紋から少し離れたところに落として水面直下でトゥイッチ、いったん浮かせると後ろに来ています。

 

もう一度トゥイッチで潜らせていくとFL90を咥えて真横を向く魚体が見えました。

 

今回はしっかり食ってると思いたいな、と反転するまで待ってフッキングすると暴れるわ暴れるわ、間違いなくこの前のバスです。

 

今回はロッドがMRではなくMHなので難なくキャッチできました。

 

ネットの中でフックが外れるほど今回も食いが浅かったようです。

で、計測してみると。

写っていませんが49㎝でした。

55ぐらいあると思っていましたし、実際にボートの中でも少なくとも50は越えたように見えていたので意外でしたが、あの暴れ方や引きの重さなら誤認するかもな、と思うと同時にあれだけ55クラスだと思っていた自分が恥ずかしくなるやらなんやら(笑)

 

と、今回の最大の目標は達成しました。

 

それにしてもこの短期間にほぼ同一エリアでまたルアーに食ってくるとは思いませんでしたが、エサの量が少ないことに加えてこの個体が『ルアー大好き』なのかもしれません。(口の薄膜の穴で前回バラシた魚なのは間違いないです)

 

サイズは誤認していましたが、こういう明確にこの個体を、という狙い方は実に痺れます。

 

さて、クランクのローテーションを元に戻すと同時に一つ加えてみます。

 

FL62DR ホットタイガー。水深50㎝に満たないどシャローが延々と続くような地形ですが、定点シェイクのような操作でもSRモデルよりも大きく動き、ショートジャークでは弧を描くようにスパッと切れるアクションが出せます。

それと、黒金やシャンパンタイガーのような反射ではなく、蛍光色による紫外線の反射ではどうなのか、というのを見てみたくなりました。

 

濁った水域でチャート系というのは定番ですが、金属的な反射に近いカラーとどう違うのか、この先のポイントにバスがどれだけ居るのか不安ですが(笑)、とりあえずやってみましょう。

 

やっぱり個体数が少ないと思わせる、大きなエリアで一匹ずつ、それも黒金で(笑)

 

これじゃ実験にならんやん、ともう黒金で残りのポイントやり切ってしまおうかと思い始めたところに、

釣れたけど、やっぱり黒金なんだな、と(笑)

 

それと、水面を割った一匹以外、全てのバスが、静かに寄ってきて静かに食ってその場で止まるみたいなバイトなのが気になりました。

今回、『ガツン!』なんて感触は一回もありません。

 

そして池の最奥部その2へ

 

こちらは日照時間が長く、カバーの奥行きも大したことがないのでそれほど期待はできませんが、それでも、とFL90からCATHERINE75HT(ライムタイガー)に変更。


あるオーバーハングの中でミスバイトがありましたが、そのまま堤防まで戻ってきてしまいました。

 

堤防の水際にひと固まり草が生えているところがあるので、これに寄って来た小バスを狙って下に良型が居るか、とCATHERINE75HTを投げると

 

WHY? 何故だ? 今回で一番小さいじゃないか(笑)

 

とりあえず1周しましたが、目標は達成したので今回も『ちょっと探検』の続きです。

 

その結果、釣ってはいけない池、目の前まで行っていたのにたどり着けなかった池x2(こちらは釣りOK)、林道でイノシシの親子が道を塞いでしばらくおまちください等、池は発見できずでした。

 

もうこのまま知ってる池に行ってしまおうかと思うぐらいでしたが、その池も期待の薄い池なので汗をかいていない今のうちに帰ることにしました(笑)

 

これはまた地図見て探索ルートを考えないといけません。

 

それでは皆さん良い釣りを(o^-')b