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俳句は言霊

2020.07.17 10:23

https://konponsouzounushi.muragon.com/entry/60.html 【俳句は言霊17「浜万年青・浜木綿」&「神界便り」キリスト降臨】 2020/07/17 08:00

俳句は言霊です。季語を通して、自然を愛で寿ぎます。

太平洋岸に咲く「浜万年青」(はまおもと)「浜木綿」(はまゆう)は、写真のように千々に分かれて咲くものと、百合のように咲くものとがあります。甘い香りがするのが特徴です。

薫り来る浜風恋し浜万年青

風そよぐ狭庭に白き浜万年青

花盛り咲くは幾輪浜万年青

吹く風に千々に乱れて浜万年青

ほの香る甘き香りの浜万年青

・・・・・・・・・

私のスピリチュアルな世界「神界便り」

これは真実です。信じるも信じないも皆様の自由です。

八百万の神々の日本にキリストの降臨はあるのか?

結論から先に言います。これから先、日本にはキリストの降臨は起こらないでしょう。また必要もないでしょう。既に根本創造主が地上界にいて、こうして姿を現しているのですから。

八百万の神々からなる神霊国の日本では、みなさんが創造主の分霊を持っておられることに気付かれれば、絶対神のGODに頼らなくとも、救世主に頼らなくとも、自分自身を高めていくことによって、自らも創造神と一体となれるのです。皆様ひとりひとりが神になれるのです。

現に私がそうでした。一介の人間でしたが、人間の内には創造主の魂が遍在していることを悟った時から、霊性に目覚め、視る世界が広がっていきました。そして、神界・天界の大改革を成し遂げ、銀河宇宙にまで創造主の愛の光、愛天光を広げることができました。

そして、地上界にもその成果をつぶさにお知らせし、皆様に私の霊性修行の中で得た「愛の定義、愛の六つのキーワード」をお示しし、神としての、創造主としての悟りの道筋をお示しできたのでした。皆さんの心の内に、もはやキリストは降りてきているのです。

http://www.longtail.co.jp/~fmmitaka/cgi-bin/g_disp.cgi?ids=20140701,20140708,20140715,20140722,20140729,20140805,20140812,20140819,20140826,20140902,20140909,20140916,20140923,20140930,20141007,20141014,20141021,20141028,20141104,20141111,20141118,20141125,20141202,20141209,20141216,20141223,20141230&tit=%93y%94%EC%82%A0%82%AB%8Eq&tit2=%93y%94%EC%82%A0%82%AB%8Eq%82%AA%89%F0%90%E0%82%B5%82%BD 【土肥あき子が解説した句】 より

五十音の国に生まれて生きて鮎

                           宮崎斗士

人名でも国名でも、なんでも五十音順に揃っていると意味もなくほっとする。学校などでも出席番号が名字の五十音順だったことから、今でも天野さんはいつも早く呼ばれて、中村さんは真ん中へん、渡辺さんはおしまいの方だったんだろうと、無意識のうちに五十音図をあてはめている。北原白秋の詩「五十音」は、「あめんぼ赤いな、あいうえお」から始まるが、あめんぼって黒いよね、などと疑問も持たずに覚えていた。いまや何にでも対応する五十音表の魚部門でいえば「鮎」はかなり上位である。掲句によって縄張り意識が強い魚であることも知られる鮎が、清流のなかでその名をいかにも誇らしげにすいすいと泳いでいる姿が浮かぶ。鮎は荒くれ、あいうえお、ではどうだろう。『そんな青』(2014)所収。(土肥あき子)

言霊の力を信じ滝仰ぐ

                           杉田菜穂

広辞苑には言霊(ことだま)は「言葉に宿っている不思議な霊威。古代、その力が働いて言葉通りの事象がもたらされると信じられた」と解説される。日本の美称でもある「言霊の幸ふ国」とは、言霊の霊妙な働きによって幸福をもたらす国であることを意味する。沈黙は金、言わぬが花などの慣用句も言葉とは聖にも邪にもなることから生まれたものだ。そして滝の語源はたぎつ(滾つ)からなり、水の激しさを表し、文字は流れ落ちる様子を竜にたとえたものだ。胸底にたたむ思いも、また波立つもののひとつである。さまざまな思いを胸に秘め滝を仰ぐ作者に、水の言霊はどのような姿を見せてるのだろうか。〈猫好きと犬好きと蟇好き〉〈ウエディングドレスのための白靴買ふ〉『砂の輝き』(2014)所収。(土肥あき子)


https://ameblo.jp/tsuredure-an/entry-12470648960.html 【俳句日記1500回記念 第一部 俳句は言霊 言霊15句】 より

敷島の大和の国は言霊の助くる国ぞ真幸(さき)くありこそ   (万葉集、柿本人麻呂)

美しい我が大和の国は言霊によって守られ、幸のまことに多い国であることよ

そらみつ大和の国は皇神のいつくしき国言霊の幸はふ国と語り継ぎ・・(万葉集、山上憶良) 偉大な大和の国は帝のご神威の高い国で言霊が幸をもたらす国だと語り継・・

   =「和し」「寿ぐ」心、「俳句は言霊」=

今日で、「徒然庵の俳句日記」も1500回となりました。詠んできた俳句は、1万2千句近くになりました。全くの自己流で、この4年余の間、1日に末広の8句ずつを心掛けて詠み続けてきました。そして、今では「俳句は言霊だ」と実感しています。

俳句では原則として「感動の本体そのもの」を詠い、思いは表に出しません。従って、句の解釈は読み手の自由な発想に委ねられています。そして、その詠み手の隠された思いは、季語という「自然を愛で和する」「人事であれば寿ぐ」言霊の力によって導かれ、読み手の心に伝わっていくのだと。

(注) 「和す」=自然に対して、同じ命、魂を持ったものとして一体感を持って接する心です。

「寿ぐ」=感謝し喜びを分かち合う心です。場合によって癒し労う心ともなります。

現に、季語に導かれ、この「和し」「寿ぐ」心で、すなわち言霊を意識して詠むと、すらすらと句が浮かんできます。不思議なことです。これは季語を引き金にして必然的に五感をフルに使い、想像力を高めることになるからだと思っています。為に時として季語に付き過ぎることも起きてきます。

仕事柄、万葉の短歌、和歌の言霊のことはよく知っていましたが、正直、この道に入るまで、俳句に「言霊」という季語があるとは思ってもいませんでした。そこで、今日は、1500回記念として、初めて「言霊」で詠んでみることにしました。その結果、次々と浮かんできたのは、1500回と偶然の一致か、以下の15句となりました。

本来、俳句に説明を付けるのは好ましくありませんが、後の「第2部」の授業実践報告との関係もあって、敢えて今回は補足をつけさせていただきました。

 =「和し」「寿ぐ」心で「言霊」15句=① ウーの音国産み知らす言の霊

 この音が、天地創造の始源の言霊となります。

② ウーの音現世の響き言の霊「古事記」の世界では、現世はまだこの始動の段階でした。

③ オーの音魂が目覚めし言の霊

己の魂に神性が宿ると気づきかけた時、出る言霊です。現代は後一歩の所まで来ています。

④ アーの音悟り開きし言の霊  お釈迦様など、聖者と言われる方の言霊です。

⑤ アーの音愛感動の言の霊

阿弥陀の「あ」です。魂=愛。愛=「あなたは私、私はあなた」の心です。

愛の感動の、その瞬間こそ、魂と触れ合った瞬間です。

「愛の心」=欠点にこだわらず、相気遣い、相補おうとする心です。

⑥ アーの音笑ひて和する言の霊

笑いの感動は「あっはあっはあー」です。

お互いが笑えば、魂が響き合い通じます。

⑦ エーの音真理を尽くす言の霊

この言霊で、物事が正しいかどうか自ずとわかるようになります。

知恵と真理の言霊です。

⑧ イーの音天界響く言の霊 根本創造主の意志を表す天界の言霊です。

⑨ イ・エの音万魂目覚む言の霊 この音は、万人の魂を目覚めさせ、結びつける言霊です。魂は潜在意識下の世界で元々つながっています。孤立した魂にそれを気づかせるための言霊です。

⑩ ウオアエイ心を浄む言の霊

この5つの言霊を、声に出すことで難を避けられると昔の人は考えました。

⑪ 五七五先天三句言の霊

575の詩形は、根本創造主「先天」17神の言霊から生まれ出ました。

575で「感動を起こす本体そのもの」を表します。17神は人智を超越して感情は表しません。

⑫ 一音はおのれが魂ぞ言の霊

短歌で使う言霊は、後で地上に現れた「後天」の神々の32音です。

しかし短歌は31音。残り1音は自分自身の魂の言霊です。

短歌はこの31の言霊から生まれ、77に「感情」を託します。

おのずと「和し」「寿ぐ」心が湧き上がってきます。

⑬ 言の霊今も息づく魂の中

自分の魂の神性に目覚めると、言霊を出すことができるようになります。

そのためには、山川草木を愛し、人を愛する「和し」「寿ぐ」心が大切です。

「かんながら」の言霊が生きてきます。

⑭ 言の霊神がからくり見つけたり

以上が現在の私が到達した段階です。

「古事記」と「言霊」の関わりは、「歌学」の秘伝として脈々と伝えられ、

江戸時代に世に出て「国学」として復活しました。

現在、「言霊学」が再興されネットでも紹介されています。

⑮ 記紀万葉言霊知りし昔人

古来、人々は肌で言霊を感じて生活をしていました。

かんながら気づけばそこに時の花

この後、「第2部」が続きます。高校の教育現場で、教科書の「現代の短歌」を、高3生徒にどのように教えているのか、「言霊」と「俳句」「短歌」とをコラボさせた、子供たちの「感性」を育てる授業をご紹介します。引き続きご笑覧ください。