Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

大超

ミルキーくんありがとう!!!

2020.07.17 17:29

こんばんは。


小生には妹があります。

妹はかつて幼稚園の先生として幼稚園に勤めに出ており、実家からいつも朝早く仕事に向かってました。


その後結婚し、そのタイミングで退職し、随分前に妹は家を出て子宝にも恵まれておかげさまで幸せな家庭を築いています。

そんな妹が幼稚園に勤めていた当時、ある日幼稚園の門の前だかに子犬が捨てられていました。

そして、妹はその子犬を自分の車に乗せて連れて帰ってきました。


当時既に実家で一匹、コロと言う犬(コロも妹が小学生の頃に拾って来て、結果飼う事となった訳ですが。)がおり、2匹飼うのは少しだけ躊躇われましたが、特に反対する大きな理由もなく、その子犬も飼う事になりました。


その子犬はオカンと妹により、ミルキーと名付けられました。


それからずっと小生はミルキーくんと呼んでおります。

あ、メス犬ですが。

わんぱくなので。


コロは既に高齢で、それでも元気でいてくれて、小生にもよく懐いてくれていました。

ミルキーくんはその当時は片手に乗るくらいの大きさと言うか小ささで、とは言え手の中でオシッコしたり、廊下にオシッコしながら走り回ってたりしていました。


元々コロも庭で飼っていたので、ミルキーくんも首輪を付けられる大きさに成長すると、コロ(コロもメス犬です。)と同様に、ミルキーくんも別の犬小屋で庭で飼い始めました。


小生も良く早朝や夕方に二匹連れて散歩に出掛けたりしていました。


コロはちゃんとウンチをする前触れと言うか合図があるのですが、ミルキーくんはもう歩きながらウンコ漏らすのが普通で、道のど真ん中でそれをされると、車の往来を止めながらすんませんて言いながらウンコを処理していました。


そんなこんなの日々が日常になり、二匹連れて散歩、二匹に餌をやるとミルキーくんがコロの分も食べるので離したり、が生活の一部でした。


その後、残念ながらコロが老衰で17歳位で亡くなり、コロを看取る事が出来たのですが、その時ばかりはミルキーくんも寂しそうな顔をしていた様に思われたのもつい最近の様に思います。


それからは、ミルキーくんだけを飼い、ずっと元気に、暴れ回るくらい元気に、過ごしてくれていました。


コロが亡くなった以降は、小生も実家から離れて暮らす事になり今に至りますので、以降毎日親が散歩してくれたりしていました。


もちろん、妹や小生だけでなく、親もコロやミルキーくんの事が大好きで、それまでもずっと散歩も交代で行っていました。

何なら親が1番行ってくれていたと思います。

ありがとう。


小生は、時に、怒られるので親の目を盗み、良くないのは分かってますが、お菓子をひとかけらや、お水以外の飲み物を少しだけ上げたりして、ミルキーくんが喜んでるのを楽しんでいました。


最近は、頻繁に実家に帰る事もなく、帰る度にミルキーくんと遊んではいましたが、やはり実家にずっと居た頃に比べるとかなり回数は減っていました。


親にとってみれば、ミルキーくんとの生活が当然の日常であり、もはや無くてはならない生活の一部となっていました。


ある種、今はもう高齢となった親の健康もミルキーくんが支えていてくれたのかも知れません。


ただ、最近ミルキーくんも19歳位になり、もうかなりの老犬に当たるので、少しずつ弱って来ており、一時は入院したり、退院後も毎日オカンが点滴に連れて行ってくれていました。


出来るだけ小生も実家に帰りミルキーくんにも会ってましたが、やはり弱って来ているのを感じてしまい、辛かったです。


でも、つい最近までは、以前の様には行かなくても、遊んでくれていました。

好きな餌も食べてくれたり。


そんな中。


一昨日、オカンからミルキーくんがいよいよ危ないかも、との報せを受け、レコーディングをしてお昼ご飯を食べた後でしたので、急いで実家に帰り、ミルキーくんに会いに行きました。


ずっと落ち着きなくバタバタして、とは言えもう後脚は麻痺しているのか動かないので、とても苦しそうで、撫でてやる事位しか出来ず、でも、ともすれば撫でる事も痛かったりするのかな、などと思いながら、それでも、撫でてやる事しか出来ず、後はただ名前を呼んでやる事位しか。

初めて、ミルキーちゃんとも呼んでやりました。


小生以外はミルキー、もしくはミルちゃんやミルキーちゃんと呼びますので。メス犬ですから。


そんな中で、昨夜は寝ることもままならず、悶々とした時間を、過ごしました。


夜中にもかかわらず、相談に乗ってくれた大切な友人には感謝の念しかございません。

本当にありがとうございます。



そして昨日の朝を殆ど眠れずに迎え、また交代でミルキーくんの様子を見ていました。

さらに力なく呼吸だけが、少し荒い様な状態で、また直ぐに病院に行く用意をしていました。


その、ほんの束の間、一瞬とも言える間の時間に…、ミルキーくんは息を引き取っていました。


結果的に、旅立つ瞬間にはオカンも小生も側に居てやれなかったのが悔やまれます。


まだ温かいミルキーくんの身体をさすりながら、沢山のありがとうと、お疲れ様を伝えました。

何度も何度も。

ミルキーくんの名前を呼びながら。


安らかな顔で旅立ってくれたのが、せめてもの救いです。



昨日のうちに公営の火葬場に連れて行ってやり、妹も合流し、皆で見送りました。


箱の中に、お花と好きな餌や、お菓子もいっぱいいっぱい入れて上げました。


正直、命あるものを飼うと言う事は、やはり別れも付きもので、そこはかなり辛いです。


喪失感も耐え難いほどにあります。


しかし、結果的にきちんと見送る事が出来、そこは本当に良かったです。


大阪以外に行く事も少なくないので、そんな時であれば間に合わなかったかも知れません。


だから、ミルキーくんの最期の時に居られた事、本当に良かったです。


何より、うちに来てくれて本当にありがとう!

いっぱい遊んでくれて本当にありがとう!

色々教えてくれて本当にありがとう!


どうぞ安らかに。

天国でコロと遊んでな。

お疲れ様。


19年間本当にありがとう!!!

ミルキーくん!

メス犬やけど。


合掌


大超