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手描きのアレコレ。

2020.07.18 00:47

まぁ毎日毎日良く降ります事。

こうも雨が続くとバイクを相手に商売している手前、キビしいものがあります(ー ー;)

オーダーもグッと減るので掲載するネタも無くなってしまいますがな。


と言う訳で『手描きのアレコレ』と称して雑学程度にお話しして行こうかと思います。

反響次第では続く‼️かもね(笑)。



・1shotpaint for signpainter‘s

まー何は無くともコレがなきゃ始まらない‼️

おそらく日本中のPinstriperが使用しているアメリカ製塗料です。

確か映画『60’s second』で白髭のお爺さんが片手にこの缶、片手にブラシを持って登場してたような。

日本ではかなりニッチな職種の方しか使いませんがアメリカでは一般的なんでしょうね。


大きな特徴として

①追従性がある②発色が良い③経年変化に強いってトコでしょうか。


①により革製品やPVCなど曲がる素材に使用してもヒビ割れがほとんど生じません。

なのでシートやライダースジャケットなどに描く事が可能です。

②によるメリットは「施工時と乾燥時の色の変化が無い」って事です。

日本製の塗料はおそらく硬化剤や塗料に含まれる揮発成分によって施工時と乾燥時では仕上がりイメージ(色)が大きく変わる事があります。

この差異はお客さんからするとクレームレベルに感じられる様なので細心の注意が必要になってきます。

③は②と類似しているのですが施工後数年経過しても大きく変色したり褪せたりする事が少ないと思います。

例えば赤が朱色になる、とかね。


実はこの塗料、ベーシック色でも1缶約¥4,000近くするんです。(約237ml)

日本の塗料に比べれば遥かに割高で更に管理を疎かにするとたちまち表面に幕が張り使用不可能になるロス分が生じます。

「そんなヒマなんて無いくらい描いてるから使い切っちまうぜ!」って位仕事がある方、実に羨ましい(笑)。


日本で入手するには正規代理店または輸入販売されているショップさんから買うしか無いんですがなんせ高価な塗料なので一度米軍ルートから個人輸入しようと試みました。

が!なんでも塗料は関税が高く個人輸入するメリットは無いとの事なので大人しくMooneyesさんから購入しております。

いつもお世話になっていますm(_ _)m


まぁそんな感じで描く方も描く方なりに苦労があると分かって頂ければ幸いです(笑)。


次回は『ブラシ編』です。

乞うご期待‼️