日誌より(大きい組)
今回も引き続き、当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。4月から7月までの活動のようすです。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前や場所名は記号に変えてあります※月日は7月から始まり、4月までさかのぼる形で紹介します大きい組のようす
(7月14日写す)7月5日 背の高い竹をUが揺する。竹がビュンビュンしなって、空をかきまぜているよう。みんなが笑って喜んでいると、サービス精神たっぷりのU、思いっきりやってくれて、上の方で竹がボキー!竹林のなか、風が通るたび、ザワザワ。空を見上げて光と音の世界に口をあけてひたっていたY。充分堪能したら気持ちきりかえ、トコトコ歩いていく。(H記)6月21日 ぬかるみでドロドロになったからとJが片方の靴をおいていってしまった。Rも靴を置いたまま。これらをSが全て、ひとりで持ってふたりに運んできた。 足がすべってうまくあがれないY。泣いて助けを求めているとUが戻ってきた。「ここでこうやって足をかけるんだよ」「Y見てて」とやさしく丁寧に先導している。その横にKも付き添っている。子ども自らの力で助け合い、できた事を喜びあうという姿を、今日は幾度も目にして、胸が熱くなった。(H記)5月27日 坂を下り、側溝を下りようとしているYを助けようとRとUが取り合い、ふたりとも繋いだ手を離そうとしない。押し合い、へし合い、結局Uが泣き崩れてしまった。 Hがおしっこをしたいという。Rの介助もあり、無事すませたのだが、ズボンがぬれた。ビニール袋を持ち「広げておいてあげるからね。自分でいれて」「入るかな?」当番母のような素晴らしい声かけでHを促している。R姉さんすごすぎます。帰り道、A公園を出たところで、RとUが出くわす。するとUが「Rごめんね」。R「うん、いいよ」といい、ふたりで歩いていった。朝の一件の決着がようやくついた。長い時間が開いていたが、誰に促されたわけでなく、自分から出た言葉だった。たまたま一緒に目撃できたKさん(保育者)と目を合わせ、笑ったが、私はじ~んときていた。(K記)5月17日(誕生会)
キイチゴ、クワの実、たくさんの花に囲まれた(母の手作り)ケーキで祝う。4月28日SがNと何かあったらしく、泣いていたところをUが「誰にやられた?」となり、UとNが取っ組み合いに。Nが押し倒され「ゴン」とにぶい音が…。ぶつけた場所が木だったことで一安心。その後はUが崩れ、母に甘え、叩く、噛む…こうしたつかみ合いがこの日だけで何度かあり、大きい組が始まったことを認識させられる。(O記)