[YouTube] Patty Doll★パティドール 再結成ライブ延期を受けて動画発表
Patty Doll★パティドール 35年ぶりの再結成ライブ延期を受けてリモートで動画発表
※ 上記再生できない場合はこちらでご覧ください
>> https://www.youtube.com/watch?v=xgyyuVchdwQ
あれは大学に入った1986年の夏でした。
当時の師匠・小川文明さん(2014年に他界)に「赤石、大学が神戸やったら夜、そっちで仕事せえへんか」と紹介して頂き、
当時、三宮のトアロードにあった「神戸ケントス」のハウスバンドPatty Dollのメンバーに入れて頂きました。もちろん一番年下w。
それから月曜〜土曜までは毎晩、こちらでオールディーズLIVEのステージを続け、昼は大学へと(行ってたのかなあ多分w)。
その後、お店の経営が変わりPatty Dollは、大阪のAGヒストリーという店に「移籍」。僕はトータル3年程、在籍していたと思います。
悩んだ末に就職活動を始め放送局のサラリーマンとなるのですが、今またこうして音楽を仕事にしているというのは、もしかするとこのPatty Doll時代に「刷り込まれていた」のかも知れません(笑)。
その後も色んなタイプの音楽やステージに携わってきましたが、Patty Dollでの毎晩のライブ体験が少なからず僕の音楽に向き合う姿勢に影響を与えているのは間違いないでしょう。
あれから約35年、Patty Doll再結成ライブの企画が持ち上がり楽曲、アレンジ、構成までほぼ決めてチケット販売も始めていながら泣く泣く無期延期に。次はいつ出来るか分からないながら、次に繋がる「何か」をという思いから皆で協力して動画を作成しました。
トータルのディレクションはチャーリー(当時からオールディーズのことなら何でも、ロックンロール一筋)。楽曲のアレンジ&サウンドのミックスはポール(織川ヒロタカとしてソロデビュー、今でも歌に演奏、そして作編曲、サウンドエンジニアと何でも)、そして映像編集はふるいちやすし(バンドではギター&ボーカルでしたが今や海外でも受賞歴のある映画監督)。そして当時のメンバーがそれぞれ演奏動画を個別にアップしていきました。フロントのシンガー達は全員でハモって、其々が自分のスペースで踊っています。是非ご覧ください。
そして選んだ楽曲が当時のケントス、AGヒストリーでも毎晩の様にやっていた「Who Put The Bomp」。今でこそバリーマンの名前は知っていますが、当時は何も知らずに演奏していた様な気がしますw。後にいくつもの大ヒット曲を連発するバリーマンが1961年に自ら歌ってヒットした曲で、ジェリーゴフィン(後にキャロルキングとのコンビも有名)との共作です。
動画内のメッセージより
バブルと呼ばれた1980年代後半。神戸にあったオールディーズライブハウスKENTOSで結成され、AGヒストリー(大阪)へと受け継がれた伝説のバンド『 Patty Doll 』。
毎夜、演奏されるアメリカンポップスの数々、ポニーテイルに水玉スカートでジルバ、リーゼントヘアに革ジャンでツイスト、みんな踊り狂っていた。
あの日々の興奮を再現するために2020年、Patty Dollは密かに再結成されようとしていた。しかし、予想もしなかったコロナ禍によって再結成ライブは無期延期となってしまっている。
楽しみにしてくれていた皆さん
せめてこの曲で、あの熱い日々を思い出してほしい。今は、手をつないでジルバを踊れなくても、このハンドジャイブで踊れるよ!そしてまた必ずいつかライブで会いましょう!!
Patty Doll 2020