【活動レポート】「令和2年7月豪雨」被災地支援~『ママと子どもを笑顔に♪ 』プロジェクト~
2020年7月
【「令和2年7月豪雨」被災地支援~『ママと子どもを笑顔に♪ 』プロジェクト~】
今回の活動レポートはmoyai仲間の今山彩花さんがご協力くださいました。ありがとうございました。
縁側moyaiでは現在、今回の豪雨災害への支援活動を行なっています。
縁側moyaiとご縁のあった場所への支援活動。
そして、moyai仲間のご友人・ご親戚・お知り合いの方にお困りごとをおたずねし支援を行なう、という活動も進めています。
今回、moyai仲間のご友人の方から『移動時に使用する衣装ケース』のご依頼をいただきました。
衣装ケースは、お家から避難所へ荷物を運ぶため・物資を運ぶために使っていただくのかな、と思っていたのですが…
今回ご依頼いただいた方にお話を伺うと、収納としてはもちろん
・テーブルとして
・蓋はお盆として
・物資が集まっている場所へ物資を取りに行く際
など、様々な用途があるとの事。驚きました。
実際現地にお届けいただいた際、一瞬にして皆さんが持ち帰られたとの事です。
「『本当にありがとう!もらっていいの?ありがとう』と言って持って行かれました。」
と、お話いただきました。
災害時に必要=水や食べ物、洋服など…と想像しますが。
(そして実際、私もそうだった)
もちろん必要ではあるのですが、それだけとは限らず。
場所によってはすでに水の寄付が沢山集まっていたり、まだまだ必要な場所もあったり。
子どもの洋服は、子どもの少ない地域で大量には必要ないですもんね。
でも他の地域では沢山必要かも。
そういった、現地の方の声を聞いて、その時本当に必要な物を届ける。
物資を提供しよう!と思われた際
「本当にこれを必要とされてる方がいるのかな?喜んでいただけるのかな?」
と、一呼吸おく事も大事な気がします。
その一呼吸がきっと、現地の方への思いやりに繋がるのかな…と。
今回災害支援ゆいまーるとして活動している中で
『必要な物を必要なところへ』
という大切さを、常に感じているところです。
衣装ケースがとても役立つという事、今回お話を聞かぬままだったらきっとこの先も知らなかったかもしれないな。
今も、様々な現地の方の声を聞かせていただきながら、支援活動の真っ最中です。
公園だった場所が災害ごみの収集場になっていたり。
食べ物は無いですか、とたずねていらしたけれど無く、ティッシュボックスとお子さんの靴(中古)を持ち帰られたお母さんと娘さんがいらしたり。
お家の一階部分の床材が全てはがされ、家の基礎部分を乾かしてる状態のお家。家具は外に出して乾かしてるとしみじみお話下さったおじいちゃんがいらしたり…そのようなお話も聞かせていただきました。
皆さんが心身共に、穏やかに過ごせる日が来るまで
『出来ることを出来ることから』
この先もまだ、縁側moyaiでの支援活動は続きます。
ぜひ皆さんのご協力、宜しくお願いします!
この活動は「くまもとSDGs推進財団「熊本災害基金<2020熊本水害支援>」の支援を受けて実施しています