声の大きさと頭の悪さは比例する
声の大きさと頭の悪さは比例します。あなたの周りの、声の大きい人を思い浮かべてみてください。きっと何人か出てくると思います。映画でも、知性的な主人公は小声です。すぐにやっつけられる雑魚キャラは大声です。
声というのは、目の前の相手に伝われば、それで充分なので、大きくする必要はありません。頭の悪い人は、その「状況判断」ができません。どこでもいつでも誰にでも、大声で話しかけます。ここで大声で話すと迷惑かも。今は話さない方が良いかな。そういう「想像力」が欠如しています。
私はこう見えて、バリバリの体育会系で、軍隊みたいな学校のサッカー部に、所属していました。卒業後、後輩に電車で遭遇しました。私は、外では基本的に話しかけてほしくないので、そのまま放っておいたのですが。向こうが気付いたので、嫌な予感がしました。2秒後、その後輩は、車内に響き渡るくらいの声で「笹野さん!ご無沙汰してます!!」と、叫びました。
たまたま降りる駅が同じだったので、ホームの端で説教しました。他人がたくさん乗っている車内で、大声を出すということが、いかに迷惑かということ。私は話しかけてほしくないということ。想像力を持って、状況判断が出来ないと、世の中ではやっていけないということ。ということを2〜3分で端的に話し、分かれた後にその後輩の連絡先を「即、削除」しました。こういうタイプは、一緒にいても不快なだけなので、積極的に絶縁するようにしています。
別の言い方をすると「大声=無教養の証」です。何も考えていないから、とりあえず大声で挨拶しておけば、それで良いだろう。そういう人が、世間にはけっこう多いです。
挨拶には、色んなバリエーションがあります。黙礼だけが良い時もあるし、その時は話しかけないで、後から連絡した方が良い時もあります。TPOに合わせて、使い分けるのが、大人のマナーです。そういうことを何も考えないのは、子供のやり方です。ということを、肝に銘じておきましょう。