センターシャッター前の労働者の皆さん 大阪府の強制排除を許さず共に裁判を闘うことを呼びかけます
センターのシャッター前の強制排除と闘う裁判の弁護団との打ち合わせがありました。
センター内で生活する約100人の労働者を大阪労働局(国)と大阪府、大阪府警の三者がタッグを組み、情け容赦もなく暴力的にセンター内より追い立てました。
バス「釜ヶ崎」は文字通り追い立てられた労働者の緊急避難場所になりました。バス前での抗議の炊き出しは午前11時と夕方5時、休むことなく続けられています。
釜合労は結成以来、釜ヶ崎の労働者を中心に生きる権利、働く権利を確立しようと声をあげ、微力ながら活動を続けてきました。
バス「釜ヶ崎」で緊急避難している労働者の皆さん。シャッター前でテント小屋、ダンボールハウス等で起居している労働者の皆さん。釜合労と共に闘いましょう。
幸いなことに住民訴訟の弁護団、武村二三夫、遠藤比呂道、牧野幸子各氏3名の弁護士が代理人となることが予定されています。共に闘うことを呼びかけます。慌てることはありません。第1回目の公判は裁判所が一方的に決めたもので私たちはまだ十分な準備ができていませんので、第1回目の公判をもう少しあとにずらせることも可能です。釜合労との弁護団会議は7月28日に予定されています。
釜合労は皆さんの意志確認のため近いうちにお邪魔します。一度だけではなく何度か伺います。釜合労は朝8時過ぎより9時までバス前にいます。遠慮なく声をかけてください。裁判費用は一切かかりません。安心してください。
松井市長相手に特別給付金10万円を配布せよと裁判を予定しております。さまざまな理由で住民登録ができない人、釜ヶ崎解放会館での住民登録を強制削除された2088人の人、公園路上(西成公園、三角公園、四角公園、動物園前一番街等々)で起居している人等々。皆さんは10万円を受け取る権利があります。
ぜひ、原告になってください。裁判所で判断してもらいましょう。
成人後見人に預けたⅯさんの貯金通帳の中身をなぜNPO釜ヶ崎が知っているのか
7月15日朝、高齢特掃労働者Mさんは釜合労と一緒に西成労働福祉センターの窓口に行き、高齢者特別清掃紹介整理票を返してもらいました。その足でNPO釜ヶ崎の事務所に行き、従来通りの仕事ができるよう要請しましたが、対応した職員が「この人は高額なお金を持っている」と言うので「なんでわかるの?」と聞くと口をつぐんでしまいました。
Ⅿさんから聞くところによると、成人後見人の人(司法書士)に貯金を預けているとのこと。もしその人がMさんの貯金通帳の金額をNPO釜ヶ崎に知らせていたとしたら個人情報を他人にもらしたことになり、重大な法違反をおこなったことになります。
違法な情報をもとにNPO釜ヶ崎が仕事を断っていたとするなら、信用して貯金通帳を預けたⅯさんに対する人権侵害が行われたことになります。
司法書士とNPO釜ヶ崎はⅯさんにきちっと説明する義務があると釜合労は考えます。
7月25日(土)三角公園で集会、デモ
7月25日(土)午後3時から三角公園で「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「コロナ対策を本気でやれ」「給付金10万円をすべての釜ヶ崎労働者、野宿生活者に支給せよ」の集会を行い、3時半から三角公園、銀座通りを行進し、センターまでのデモ行進を行います。
また、8月29日(土)にも同様の集会、デモを予定しています。雨天決行。お茶とおにぎりを用意します。共に声をあげましょう。
「労働者を犠牲にしてセンターつぶすな」住民訴訟は8月26日(水)です
次回公判は8月26日(水)午前11時30分から大阪地方裁判所1007号法廷です。多くの皆さんの傍聴をお願いします。
釜合労のホームページができました
https://www.kamagourou.comです。
2020年7月20日
釜ヶ崎地域合労労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490