なぜ役所の起業・創業支援は使い物にならないのか
2020.07.20 01:41
どこの役所に行っても、起業や創業支援をやっていますが。ああいうところに行って、売れている人を見たことがありません。
役所が雇うアドバイザーは、そもそも売れてない人が多いです。中小企業診断士や経営コンサルタント、大手企業のOB等がほとんどです。本当に売れている人なら、そんなところに働き口を求めません。自力でなんとか出来るし、仕事の依頼も殺到します。売れてないから、そこに出入りして、何とか糊口を凌いでいるのです。
事業計画書を提出させ、それにいちゃもんをつけることが、仕事だと思っています。サポートした人の、実績が上がろうがどうしようが、関係ありません。一定の給料はもらえます。だから「本気」ではありません。責任感が欠如しています。
大手企業のOBといっても、中途半端な役職で退職したり、リストラに遭った人です。起業の経験も無いし、責任のある仕事も、ほぼやっていません。単に大企業に「いただけ」です。そんな人からもらったアドバイスで、うまくいくとは思えません。
「役所の窓口に行ったけど、数字の話ばかりされて、具体的には何も教えてくれません」と。相談に来る人が、かなりの割合でいます。みんな思っていることは同じなのです。手続きや時間ばかりかかる役所に行くなら、バリバリ現役のプロに聞いた方が、時間もお金もはるかに節約できますよ。