日本でテレワークが普及しないのは全部おっさんのせい
日本でテレワークが普及しないのは、全部おっさんのせいです。一旦、そうしておきましょう。その方が話がスムーズに進みます。
なぜテレワークをしないのか、街頭でインタビューしていましたが。大半の理由が、ハンコが必要だからとか、上司が認めてくれないからとかです。一体いつの時代なんだと思いました。そんなにハンコが必要なら、ハンコを押す人だけが出勤すれば、それで事足ります。
・会社に行っても、やることが特にない
・会社に行くだけで、仕事をした気になっている
・会社に行かないと、家庭内に居場所が無い
・ハンコを押すだけが仕事
こんなおっさんが多いので、ハンコを取り上げると、仕事をしていないのと、存在価値がないことがバレます。それを防ぐ為に、わざわざ出勤させているのです。本当にアホだなと思います。
会議もそうです。会社に資料があるから、どうしても出勤しないと、打合せが出来ないとか言いますが。資料なんてPDF化して、メールで送れば済みます。Zoomのセキュリティが問題だとか、怖いとか言いますが。それなら無理にアプリを使わずに、メールでやり取りすれば良いだけです。社員を無理に出勤させて、感染させる方がよっぽど怖いです。
このように、時代の急激な変化に対して、あれこれ難癖をつけて拒むのは、いつの時代もおっさんなのです。IT化するにも、10年以上かかりましたが。この調子でいくと、テレワーク化するのは、もっとかかるでしょう。
ここで良い方法を思いつきました。いっそのこと、こういうおっさんを全て解雇するのです。どうせ成果も上げずに、会社におんぶに抱っこで、無駄に経費ばかりかかる人たちです。この層をリストラ出来れば、経営はかなりスリム化して、テレワークも一気に進みます。
高いテナント料を払い、都心にオフィスを設ける会社は、今後は減ると思います。社員が一堂に会し、会議ばっかりしているような企業は、どんどん廃れていきます。それよりも、オフィスは最小限にして、基本は自宅勤務、面倒な人間関係も起きず、福利厚生がしっかりしている。そんな北欧によくあるような会社を、雇用される側が選ぶようになれば、自然とそういう流れになるのです。
今すでにどこかにお勤めの方は、テレワーク化に対して、自社がどういう対応をしたか、よく見ておきましょう。旧態依然とした会社なら、未来は暗いです。転職や就職活動中の人は、こんな質問をしてみましょう。「御社はテレワークに対して、どんな取り組みをしていますか?」ここに即答できない会社は、やめておいた方が良いと思います。