せっかく人に会うなら「良い話」ばかりしよう
人に良い話をすると、人から良い話が返ってきます。それを繰り返すと、良い話ばかりになります。気付いたら、良い話ばかりする「ネットワーク」に、自分が入っています。
人と会う時に、悪い話をする人が多いです。これでは嫌われます。「ねぇちょっと聞いて」と言って、不満や愚痴、噂話をします。女性の会話の9割は、こんな内容です。そんな話ばかりしていると、表情にモロに出てしまいます。眉間にシワが寄り、口角は下がります。まるで「ブスの筋トレ」です。
女は聞いてほしい生き物なの!と、主張したい気持ちは分かりますが。だからといって、他人を不愉快にしてもいいということは、決してありません。生きていたら、不満や愚痴も溜まります。それは全員そうです。せっかく会えた貴重な人に、わざわざ伝える必要はないよ、という話です。
大人になったら、人と会うのも一苦労です。お互いの日程を調整して、ようやく会えるのです。それでも子供が熱を出したとか、急用が出来たとかで流れることもあります。会えるということは、もはや「奇跡」に近いです。もしかすると、それが一生で最後の時間になる可能性もゼロとは言い切れません。そんな貴重な時に、わざわざ悪い話をしますか?と、言いたいのです。
私は人に会った時は、良い話しかしません。楽しかったこと、面白かったこと、興味を持ったこと。それだけで、充分に会話が成り立ちます。相手も同じです。私には、良い話しかしてきません。お互いに「そういう場」だと、共通認識があるからです。
友達だから、何でも相談し合える方が良いと、思うかもしれませんが。自分がポロッと言うことにより、相手に迷惑をかけることもあるのです。その「想像力」が無いから、信頼関係が構築できないのです。本当に大変な時は、今日は聞いてほしいと、真剣に伝えれば良いのです。そうすれば、相手もきちんと聞いてくれます。