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N.yoga

不妊治療 ③転院・生活の変化

2020.07.29 01:06

こんにちは、ナツコ(@natsuko_n.yoga)です、今日もよろしくお願いします:)


過去の経験を振り返り、こうして形にすることで絡まった自分の感情を紐解いています。

この内容に何かを感じ声をかけてくれる方々がいます。

その共感が更に私に癒しを与えてくれていることに感謝しています。

そして、その方たちのアクションがまたご本人の勇気や癒しになることを願います。


さて、一般の婦人科クリニックで不妊治療をしていた私ですが、卵管造影検査で片方の卵管卵管に癒着が見つかり、不妊治療(移植)専門のクリニックへの転院を勧められました。


クリニックを選ぶ基準は様々あります。成績・知名度・費用・口コミ etc.....

時間が限られる中で専門知識もなく、そこでベストを選ぶのは難しいですが、インターネットを利用すれば多くの情報が得られますし、できる範囲で調べ、自身に合うクリニックと出会うことは大切だとも思います。

もちろん、通ってみないとわからないことがほとんど。

今すぐわからないことを悩むことよりも、わかる範囲でチョイスすることにしました。


先生から5-6件のクリニックの案内の載ったリストをいただきましたが、まず場所と感覚でいきなり2件に絞りました。


都内で超有名なクリニック(A):自宅から片道1時間以上かかりますが、電車一本で駅からのアクセスは良い。

市内のクリニック(B):自宅から車で15分、交通機関利用で30分。


そして費用。

体外受精の費用で10万円ほど(B)の方が安い。


当然実績は(A)の方が多く、(B)は不妊治療としてはかなり新しいクリニックでした。

でもそこの院長先生が(A)での実務経歴ありとのことで、家族とも相談した上で(B)のクリニックに決めました。


私は自分のこの選択に納得をしています。

長期化するかもしれない不妊治療において、できるだけストレスを溜めないことは最も重要だと思っています。

人によってポイントは異なりますが、私が比較した移動も費用も、少なからずじわじわと心身へダメージを与えます。

通い始めてから別のことがストレスになる可能性はありますが、私は最初の時点でそこまで予測できませんでした。


ちなみに、私はネットの口コミサイトは一応見ますが半分も信用しません。

(よくある受付が冷たいとか、先生が機械的とか、自分がどう受け取るかどうかですし、よっぽど相性が悪いとかでない限り、それらは本来の目的ではないので。。待ち時間については、今まで通っていた婦人科も相当だったので覚悟していました。)

参考にしたのは、実際の知人の話(主人の友人の奥様が都内の超有名クリニックに通われていました)か、丁寧に書かれている個人の不妊治療ブログでした。


紹介状をいただいていざ予約を。

…しかしこういうクリニックの初診の枠は限られていて、自分のスケジュールとの調整もあって予約が取れたのは1ヶ月半先。

焦る必要はないですが、貴重な時間であることも事実。

もしこれから治療を考えている方、転院を考えている方はお気をつけください。



しかし、働きながら不妊治療をすることはとても大変です。

私はその頃、平日フルタイムで会社に勤務し、土日にホットヨガスタジオで数本のクラスを担当させていただいていました。

ほぼ休みない状態でしたが、自分で選んだその生活に苦を感じたことはありませんでした。


でもちょうどその少し前に約10年携わったお仕事がひと段落し、同時に、会社員としての在り方や会社の方針・業界の環境に疑問を持ち始めていました。

平日は通勤に往復3時間ほどかけていましたし、自覚のないストレスがこの身体に何かしら影響しているかもしれないという疑いが生まれ、今自分にとって何を優先すべきかということを真剣に考え始めました。


まず、第一に子供が欲しい。

高齢出産が増えたとはいえ、これにはどうしても期限があります。今しかできないことを最優先に考えました。


そして、ヨガのお仕事をメインにしていきたい。(ヨガそのものに対する想いは割愛)

今後子供を授かることができたなら家族との時間をいちばん大切にしたいと思い、自分の無理ない範囲、ストレスのない環境で好きなお仕事を続けていきたい。

そして、もし子供のいない人生を歩むことになるなら、自分の大好きなことを後悔なくやり切るべきだろうとも思いました。


収入は減ります。不妊治療には多額の費用が必要になるので、もちろん不安はありました。

でもそんな気持ちで会社員を続けることは自分を騙すことであり、会社にも迷惑がかかるだとうと、退社の覚悟でボスに相談しました。

治療のこと、ヨガのこと、会社への思いを正直に話した結果、実務を離れフルタイムの正社員雇用から週3日勤務のパートタイムへ切り替えという提案をいただきました。

おそらくその時のベストだったと思います。これには本当に感謝しています。


不妊に限らず、婦人科系トラブルの多くの原因はストレスなのだと、今改めて感じています。

どんなサイトにも改善策として「規則正しいストレスのない生活」が推奨されています。

当時の私は、そんなことはわかっているから具体的にどうしたら良いのか教えて欲しい、と常々思っていました。

その頃の生活が当たり前になっていて、社会的に普通だとされていることに麻痺し、自分が何にストレスを感じているのか自分でもわからなかったのです。


少し乱暴な言い方をしてしまえば、社会で生活している以上、私たち女性の身体にとって全てがストレスなんです。

私たちは過去、女性の権利を掲げて本来の土俵から離れ、もともと持つ性質の違う男性と肩を並べようとしてきたのではないかと思います。

その努力によってこれまで獲得してきた全てを手放すなんて難しいかもしれませんが、

女性が自身の本来の性質を理解し、社会のストレスと距離を保ち、安心安全な場所で輝く為に、ほんの少しの勇気ある行動で変化は現れると思っています。


女性の為のヨガレッスンでは、なぜストレスが女性の身体にとって良くないのかを理論的に紐解き、実践を通してストレスを軽減させていきます。

もしご興味があれば、オンラインレッスンを覗いてみてください。


こうして、少し時間的余裕ができた中で本格的な不妊治療がスタートすることになります。

続きはまた次回に。


どうもありがとうございました:)