就職活動のために早めにできることは?ポイントを交えながら8つ紹介!
「来たる就職活動のために何かしておきたいけど、何をしたらいいんだろう」
「将来のことを考えて、早めに就職活動を視野に入れながら動いていきたい」
大学や専門学校に入学されて、今後のことを視野に入れながらどんな学生生活を過ごしていくのか、悩まれる方も多いと思います。
今回の記事では、就職活動や将来を見据えた上で、早めにできることをポイントを交えながら紹介します。
ぜひ今後の学生生活の参考にしてください!
目次
- 就職活動や将来を見据えた上で意識しておくとよいこと
- 新しいことを始める際のポイント
- 何から始める?将来のためにできること8つ
- まとめ
1.就職活動や将来を見据えた上で意識しておくとよいこと
就職活動や将来の選択をするにあたって、自分自身の興味や関心の方向性を定めていくことが必要になってきます。
ただし、学校の授業ではあらゆる職業について学ぶ機会がそう多くはありません。
そのため、就職活動の際に、色んな職業を知らない中でスタートをすることになり、視野の狭い状態から業界や業種を絞ったり、企業を選ぶ判断基準が自分でなく他者に依存することになり、いざ入社をするときにギャップを抱く方も少なくないです。
大学の場合、高校までとは違い、主体的に行動して学習することが求められます。
でもそれは逆に、今まで触れてきてこなかったことに、自分次第で手を伸ばすことができるとも言えます。
そして人間は、自らが触れてきたこと、考えてきたこと、知ったことにしか、興味・関心の有無を評価することができません。
できるだけ幅広く色んなことを知ることで、それぞれの興味・関心の有無を軸に、取捨選択ができるようになっていきます。
就職活動でも同じことが言え、まずは業界や業種のこと、また仕事として行う業務のことについてできるだけ幅広く知らなければ、自分の意思で方向性を定めることができません。
さらに就職活動では、大学生活において取り組んできたことが、そのまま評価に繋がることもあります。
自己PRとして自らの強みを主張するためには、何かしらの経験を積むことで、強みを理解、もしくは育て上げていき、その根拠となるエピソードも合わせて必要になります。
大学生活を無為に過ごしてしまうと、就職活動の際にそのしわ寄せが来ることになります。
以上より、将来の方向性を定めることと自己PRをより強固にすることを意識して、主体的に様々な経験を積むことは大切であると筆者は考えています。
2.新しいことを始める際のポイント
キャリアの考え方の一つに「プランド・ハプンスタンス理論(計画的偶発性理論)」というものがあります。
これは1999年に、スタンフォード大学の教育学・心理学のクランボルツ教授によって提唱されたキャリア形成に関する理論で、最近注目されてきています。
この理論では、キャリアは偶然によって左右されることが多く、偶然をポジティブに捉えて最大限に活用していくことで、自らのキャリアを広げたり、新たに創造することができると言われています。
ここで重要になるのが、オープンマインドです。
何か新しいことを始めようとする際に、選り好みをしようとし過ぎてしまい、目の前の機会をなかなか掴めずに、時間だけが過ぎることをできるだけ避けましょう。
「自分はこうである」と最初から決めつけるのではなく、目の前にあることにとりあえずチャレンジしてみようというオープンな心構えが大切です。
プランド・ハプンスタンス理論については、それを発揮するために重要な5つのスキルもありますが、それはまた別途お伝えします。
とにかくここでは、何か新しいことを始める際に、できるだけオープンマインドで色んなことにチャレンジをしてみようということをお伝えしたかったです。
3.何から始める?将来のためにできること8つ
ここでは、就職活動や将来を見据えて、今からできる手段を紹介します。
気になること、やってみたいことがあれば、ぜひ挑戦してみてください!
(1)学生団体・学生主体のNPO法人
学生団体やNPO法人と聞くと、少しハードルが高いように思うかもしれませんが、イベント系やボランティア系などの比較的入りやすいものも実在しています。
最近は数も増えてきているため、比較が大変かもしれません。
主には、イベント系、ボランティア系、国際系、ビジネス系、政治系、勉強系、起業系、就職・キャリア支援系、教育系などにわかれており、それぞれによって活動が異なるため、身につけられる能力が変わってきます。
また、イベント系では音楽や映画などのエンタメと掛け合わせて、活動している団体もあります。
まずはピンときたものから調べていくのがよさそうですね。
おすすめのサイトがあるため、気になったらぜひアクセスしてみてください!
・ガクサー
https://gakucir.com/
・ガクセイ基地
https://gakusei-kichi.com/
(2)サークル・部活
大学生と言ったらまずはサークルと部活が想起されるでしょう。
同じ趣味や好きなことを共有し合いながら、友人や先輩後輩の関係を作ることができるため、学生生活をより充実するためにも、まずはどこかのサークルや部活に入る方が多いはずです。
就職活動や将来を考えるにあたっては、信頼できる先輩と関係を築き、いざというときに相談に乗ってもらえるとよいですよね。
色んな人との関係を作っていくことで、入ってくる情報の量や質も変化するため、サークルや部活もおすすめです!
(3)インターンシップ
就職活動や将来の仕事のことについて考えていく上で、最も参考になる情報と経験が得られるのがインターンシップでしょう。
でもインターンシップは就職活動が本格化しないと参加できないと思っている方も多いはずです。
インターンシップは主に1day型、短期型、長期型の3種類にわけられます。
このうち、実際の就職活動で受けるのは、1day型と短期型が主流となっていて、そのイメージが先行している方が多いのではないでしょうか。
今回は、就職活動より前に、なるべく早くできることに注目しているため、そうではない長期型のインターンシップに触れていきます。
長期型のインターンシップは、「長期インターンシップ」や「長期実践型インターンシップ」とも呼ばれ、その名の通り1ヶ月以上〜半年間でインターンシップを実施する形式をとっています。
長期インターンシップは、深く企業で学びながら仕事を進めていくことになるため、その業界や業種について詳しくなれるのはもちろん、向き不向きを確かめることにも、自身のスキル向上にも繋がります。
長いスパンでやることで、何かしらの成果を期間中に残すことができ、自己PRで話すことができたり、成功体験として自らに自信をつけるという意味でもおすすめできます!
長期型のインターンシップを運営している団体はいくつかあり、弊メディアを運営しているNPO法人JAEもコーディネート団体として、長期実践型インターンシップを提供しています。
記載の通り、インターンシップのことだけでなく、学生生活のことや就職活動のことも相談に乗っています。
気軽にお申し込みください!
(4)アルバイト
続いてアルバイトです。
こちらも大学生であれば経験される方が多いのではないでしょうか。
よく自己PRやガクチカでも、アルバイトのことを話される方も多いですし、大学生活をより豊かにするためにも、学費を支払うためにも、様々な目的としてアルバイトをされると思います。
アルバイトの中でも、就職活動や将来を考える上で大事なことを学ぶことはできます。
ただし、そのための振り返りなどはアルバイト内だとなかなかしてもらえない勤務先も多いため、自らでしっかりとできるようになったことや取り組んでいることについて、振り返る時間を意識的に取って整理していくことをおすすめします。
(5)ボランティア活動
続いてはボランティア活動です。
最近はボランティアも数多くの活動が出てきています。
主には、国際協力や災害地域などの復興支援、ゴミ拾いなどの環境改善に取り組むための活動などが多いです。
とにかく誰かのために、社会のために何かをしたいと思っている方には、特におすすめです!
大学内では出会えない人たちと出会うことができたり、そこでも一生モノの繋がりが生まれる可能性がありますし、様々な人と触れ合うことで社会勉強にもなるでしょう。
ボランティアは、学生団体やNPO法人などが主体となって実施していることもあれば、学内で募集していることもあるため、ネットなどでもぜひチェックしてみてください!
(6)スキル習得・資格取得
続いてスキル習得や資格取得です。
スキルだとIT関係のスキル(プログラミング)や手に職となるもの、資格取得だと簿記やMOS、宅建など様々なものがあります。
スキルや資格は身につけておいて損はないので、何をしたらよいかわからない方は、何かしらのスキル習得や資格取得のための学習をするのもよいです。
興味があれば、一度ぜひ調べてみましょう!
(7)留学
続いて留学です。
社会人になるとなかなかまとまった休みが取りづらいこともあるため、行きたいと思っている方は学生生活の間で行くことをおすすめします。
日本とは異なる国に身を置くことで、異なった文化や習慣、言語、価値観、環境に触れられ、今まで当たり前だと感じていたことを見直す機会になったり、今後の人生を考えるきっかけになることもあります。
治安を十分に考慮しつつ、欧米や中国、アジアの新興国など世界に目を向けてみましょう!
(8)趣味
最後に趣味です。
趣味を持つことは、人生に彩りを加えることにも繋がります。
また、最近では趣味や好きなことを起点にビジネスを生み出していくことも、一昔前よりは実現可能になってきています。
旅行や映画鑑賞、読書など、様々なことに触れ、自分に合う趣味を見つけて謳歌するのもよいでしょう。
その際に、できたら何かしらでアウトプットすることもセットでやってみるとなおよいです。
4.まとめ
今回の記事では、就職活動や将来を見据えた上で、早めにできることをポイントを交えながら紹介してきました。
学生生活の中でやれることはたくさんあるので、何をするのか悩まれることもあると思いますが、悩み続けるよりもまずはやってみる精神で一歩踏み出してみることが大事です。
もし何をするかに悩んでいる方は、NPO法人JAEのメンバーが相談に乗ることもできます。
こちらからお申し込みいただき、学生生活のことから就職活動のことまで、何でもご相談ください!