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Lyra / Pleasure of LIFE

「本当の私」って、本当にいるの?

2020.07.21 02:01



愛溢れるみなさん、アロハ。

マウイ在住オーラソーマティーチャ・ ライラミサです。




マウイも夏モードで暑くなってきましたが、

皆さんはいかがおすごしでしょうか?



私はあまりにもマウイツアーをやってなさすぎて、

禁断症状が出ておりますw


みなさんとマウイの美しさを分かち合って、

一緒に遊ぶことがどれだけ好きだったか思い知る日々。


せめて動画でマウイの風を届けたい!と

オンラインマウイツアー動画作っちゃいましたよ^^


楽しんでいただけると幸いです!






さて、今日は今年2回目の蟹座の新月ですね。


2回も同じ星座で新月が起きるのは珍しいことで、

それだけ宇宙が「蟹座推し」と言うこと。


水瓶座時代の本格的な幕開けのこのタイミングで、

蟹座を強烈に推してくるのは、

一体どんなメセージがあるのでしょうか。







蟹座といえば、「家族」を象徴します。


水瓶座は「共同体」が非常に活発になる時代なのですが

「家族」とは、まさに「共同体」の最小単位のようなもの。


どうやらこれからきたる共同体の時代に向けて、

私たちの共同体のコアの部分に光が当たっているようです。





オーラソーマで蟹座を表すボトルは13番。


ハート(グリーン)に光(クリア)が当たっているこのボトルは、

「あなたのハートの中を、光を当ててよく見てごらん」

呼びかけています。



私はハートの探求マニアなのですが、

ハートの中に耳を傾ければ傾けるほど、

その中にいろんな声があると感じています。



同じ出来事が起きたとしても、

それを喜んでいる自分と、

悲しんでいる自分の両方がいたり。


あるものが死ぬほど欲しい自分と、

全然欲しくない自分の両方いたり。



ハートを深めるほどに、

多重人格か!と突っ込みたくなるほど、

多様なキャラクターがあふれていて、

もうまるで、大家族と暮らしている気分です。






前は、ハートの中を探求すればするほど、

「これが本当の私!」

という一人の人に出会えるかと思っていました。


「恐れを手放して、本当の自分で生きる!」

みたいなね。


でも、実際やってみると、どっちかというと逆で、

「恐れ」vs「本当の自分」みたいな単純な構造ではなく、

もっともっと、細かい声やニーズやキャラクターがいて、

構造はどんどん複雑になっていく感覚。



そして、その声を丁寧に聞けば聞くほどに、

「恐れ」を発してくれている人もすごく神聖な自分の一部で、

十分な理由と大切な役割を持っていてくれているわけで、


「恐れは偽物、愛が本物」


みたいな単純な対立構造は、

敬意にかけているな、と感じるようになりました。





私は、自分の中の恐れや痛みが大きすぎるあまり、

そこからどうにか解放されたくて、

それらを「癒す」「手放す」ということに

必死になっていたんだと思います。




だけど、今はなんだかそれが、しっくりこない。


どこかに「正解」「本物」の1人がいて、

それ以外は癒すべきもの、越えるべきもので、

ゴールに向けて突き進む


のではなく、


私の中にいる多様なキャラクター1人1人が、

同じ時代を共有する対等な人同士として、

どうやって共に生きて行こうか


ということを、考える時がきているのだと感じています。





オーラソーマでは、グリーンは

「ハートの真実」を意味します。


そして同時に

「ゴールはなく、全てはプロセス」

というメッセージもあります。



「本当の私」になるために、

誰かを癒そうとしたり、矯正しようとしたり

コントロールしようとするんじゃなくて、


一人一人の声に耳を傾けて、

その人たちが共同創造している瞬間瞬間の

「私」として、今を生きる。



そのプロセスそのものが、私であり、道である。


そんなことを教えてくれているように感じます。




だけどこれが、結構、難しい。


なんせ、彼らの声を聞けば聞くほど、

今まで私の中にいると知らなかったような

赤ちゃんだったり、ビジネスマンだったりが出てきて、

大家族ドキュメンタリーばりのカオスです。


(コントロールしようがない子供達と対峙しながら

社会的責任も果たさないといけない人たちって

一体どうやってるの、、、?凄すぎる、、、。)





声を持たされてこなかった人たちが、

声を上げ始めている。


そんなことが、私だけでなく、

個人セッションを受けてくださっている方たちの中にも起きていて、

同時に、世界で起きていることでもあります。



少し前なら、LGBTや、Me too運動。


今は、黒人男性が警官に殺された事件をきっかけに起きた

Black lives mattersや、その流れから生まれた

ネイティブアメリカンへの敬意を取り戻す運動、、。


微笑ましいところでいうと、

Stay homeによって自宅からニュースを読み上げているところに

子供や動物たちが入ってきたりして。




ビジネスの世界や、

世の中の”主流”から排除されてきた命たちが、

そこに参画しはじめている。



それは、簡単なことではないけれども、

新しい時代への、希望を深く感じるのです。






たくさんの命たちが共に生きる世界。

それが、自分自身にもたらされますように。


あなたにとって、光あふれる新月となりますように。


祈っています。



愛を込めて。