Andre & Edouard Wenger
今でも現代的に感じられる典型的なアールデコ・スタイルのケースは、手首の周りで合うように設計されている。
また、空力学を元にデザインした外観の3ステップベゼルは「レイルウエイ」とも呼ばれている。
44mmの印象的な全長。
パティック・フィリップでこれまで生産されたステンレスケースでは、最も長いレクタングラーモデルの1 つである。
パティック・フィリップの最新のtourbillon Ref.5101PがこのRef.514 のデザインを基本モデルとしていることも興味深い。
10-DaysTourbillonは、Basle2003フェアのパティック・フィリップの展示品であり、
今日、最も排他的なコレクターの21世紀の腕時計代表モデルの1 つと見られている。
このケースは、当時有名なケースメーカー、AndreとEdouard Wenger により製作され、
1937年にパティック・フィリップ社に納品されている。
兄弟のAndreとEdouard Wenger は、元々LeLocleから始まり、
1912年、ジュネーブに彼らのワークショップを設立。
現代の最も重要な腕時計会社であるパティック・フィリップに供給された始めてから、
並はずれた品質と現代のデザインとの融合で時の有名なケースメーカーとして君臨。
1930年代、AndreとEdouard Wenger は、
本当の意味での革命的なプロジェクト、形成ステンレス・ケースの生産に着手。
他の項目の中では、最初のリバーシブルの腕時計も設計している。
それらのデザインは、アールデコの期間に、
腕時計と懐中時計ケースの創造にかなりの影響を及ぼし、
今日、真の収集家の興味を引くケースであると考えられている。
※ TheSourceTECHdata for the valuable help in researching Ref.514