自分の人生に、何を想いますか。あゆんできた道を描くライフラインチャート。
あなたは今、自分の人生に、どんなことを想っていますか。
はっきりと言葉にできなくても、どこかに引っかかっている感覚や、うまく説明できない想いがあるかもしれません。
そんなときに、ひとつのきっかけになるのが、「ライフラインチャート」というワークです。
これは、自分のこれまでの人生を、ひとつのグラフとして描いていくものです。
縦軸に満足度や充実度、横軸に時間をとって、過去から現在までの自分を、主観で振り返っていきます。
うまく描こうとしなくても大丈夫です。
「よかった」「つらかった」そのとき、自分がどう感じていたのか。
出来事そのものではなく、そのときの“自分の感覚”に目を向けていきます。
グラフが上がったところ、下がったところ。
その背景には、どんな出来事や想いがあったのか。
少しずつたどっていくと、そこに、自分なりのパターンや大切にしているものが、静かに見えてくることがあります。
わたしがこのワークを初めて行ったのは、キャリアカウンセリングの学びの中でした。
振り返ってみると、わたしの人生の中で大きく動いていたテーマは、「家族」でした。
喜びも、悲しみも、嬉しさも、苦しさも、その多くが、家族に関わる出来事と結びついていたのです。
良い・悪いではなく、それだけ「家族」という存在が、わたしの人生に深く関わっていたのだと気づきました。
このようにライフラインチャートは、自分の性格や考え方、価値観を、“あとから出会う”ように気づいていく時間でもあります。
紙とペンがあればできる、とてもシンプルなワークですが、多くの方にとって、小さくても確かな気づきが生まれる時間になります。
ひとりで静かに行うこともできますが、誰かと一緒に行い、対話しながら言葉にしていくことで、自分では気づかなかった視点に出会うこともあります。
第三者の存在があることで、自分の感覚や考え方が、よりやさしく、立体的に見えてくることがあります。
あなたにとって、人生で大切にしたいものは何でしょうか。
これまでの人生に、何を想いますか。
そして今、この瞬間に、何を感じていますか。
これから、どんなふうに生きていきたいと思っていますか。
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
ひとつひとつを、急がずに見つめていくことで、少しずつ、自分の中にある大切なものに触れていくことができます。
その先に、新しい人生が始まる、というよりも、もともと自分の中にあったものに気づいていくのかもしれません。
あなたの人生は、どんな物語でしょうか。
そしてこれから、どんなふうに歩いていきたいですか。