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6歳の6月6日はお稽古始め

2016.06.05 21:00

 習い事は6歳の6月6日に始めるといいという言い伝えを聞かれたことはありますか?

なんだか語呂合わせのような気もしますが、満6歳(数え7歳)をよしとする出典は世

阿弥の風姿花伝のようです。では6月6日は?というと、二十四節気でいう芒種の頃に

あたります。芒、つまり稲など穂を出す穀類の種を植える(と良い実りが期待できる)

時期、ということですね。また、出典がわからないのですが指折り数えた時の[6]は

小指が立つので「子が立つ」に引っかけてもあるとのこと。主に伝統芸能の世界で言

われていることのようですが、習い事の上達を願った素敵な言い伝えだと思います。

 ちなみにくらげびと、謡曲を習っておりましたが諸事情により近頃ずるずるとお休

みをいただいております。当然6歳ではございませんが、少しでも前進すべく、本日か

らまた練習始めよう!と思います。・・・でも、師匠に見ていただかないと、すぐ型

が崩れちゃうんですよね。。。お稽古。。。行きたいなあ。

「この芸において、大方七歳をもて初めとす。このころの能の稽古、かならずその者しぜんといたすことに得たる風体あるべし。(風姿花伝)」