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糸瓜咲け

2020.07.21 13:01

https://www.facebook.com/permalink.php?id=1529690810629756&story_fbid=2321350328130463

Facebook・日本俳句協会 Japan Haiku Association 投稿記事

 エムロック×URAZARUプロデュース公演 「糸瓜咲け」 ー正岡子規にまつわる物語ー

この度、荒川大三朗氏より当協会宛にご招待状を頂きました。

蕉風の衰退や権威主義によって月並宗匠が跋扈して堕落した江戸末期の俳壇を改革した近代俳句の父・正岡子規。

東京を中心に仲間内だけが俳句利権を貪り、サロン化した現代俳壇に蔓延る月並俳句。

まさに子規による近代俳句改革前夜を彷彿させる現代にあって、まさに時宜を得た舞台演です。

ぜひ多くの方々のご高覧をお願い致します。

https://stage.corich.jp/stage/102346/done【「糸瓜咲け」の観てきた!クチコミ一覧】より

抜粋    ★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.5

こちらで失礼します。

『糸瓜咲け』(正岡子規にまつわる物語)無事に閉幕致しました。

感無量です…

ご観劇に来てくださったお客様、誠にありがとうございました!そして、様々なSNSやコリッチさんなどで、こちらの士気が高まる温かく嬉しいご感想に心より御礼申し上げます!

また気にかけてくださった方にも感謝致します。

僭越ながら演じさせて頂きました僕の正岡子規、ノボさんは8日の千秋楽で終演しました。

本公演、ご好評を頂き、また再演希望やDVD販売の希望などのお声を頂きましたことには嬉しさで他の言葉も見つかりませんが…すみません映像販売はしません。再演は余程でない限り、しないと思います。ただ、制作してくだされば地方には持って行きたいかなと思ったりもします。特に愛媛、松山です。笑 

今回、企画チーフのプロデューサーとして公演を打つ大変さ、集客の困難さなど、とても勉強になった舞台でした。

そして、1人の役者としても更に演劇を愛するようになりました。

満身創痍で駆け抜けましたが、何よりも僕の大好きなキャストと素敵な恵まれたスタッフ達には本当に感謝したく思います。

本気で向き合ってくれて、ありがとう!

必死さとは…一緒(所)懸命に生きるとは…芝居を通して学べた公演でした。

今日より新たな1日としてノボさんのように人生を楽しんでいく所存です。adiós!またお会いしましょう。

荒川大三朗

板上下手手前に糸瓜棚奥の出捌けから客席方向へ延びる通路を挟み和室をL字形に囲む濡れ縁、正面には沓脱石、和室下手奥のコーナーに小机、一輪挿しを活けるような小さな花瓶も置かれているのは、花を愛でた子規の心根を表しているかのようだ。和室奥の桟を通して出入り口が覗く。客人、友人等は主にここから入ってくる。和室とこの玄関の間に廊下、この上手にも出捌け、妹・律や母・八重はこちらから出てくるから奥は台所と考えられる。上手側面壁に戸があり、原稿用紙・執筆原稿等に関連した物が入っている。この舞台美術も実に丁寧に作られ、無論無駄は一切ない。(華5つ☆ スタンディングオベーション! 追記2019.10.8)


素晴らしい舞台だった。

観終わったばかりだが是非再演して欲しいと思う。何度でも観たい!本当にそう思う。

エンディングで流れていた曲、スタッフの方に教えてもらいました。

「HANA」暮部拓哉

早速購入して今聴きながら書き込みしてます。


大変良い舞台でした。

正岡子規を囲む個性的な面々が生み出す笑い、場面をうまくつなぎ引き締める律の語り、

従軍から戻って以降の子規は秀逸で、特に晩年のシーンは、狂おしい程の生への(句への)渇望が伝わってくる。


素晴らしかったです。正岡子規という人物と、その生き様を切に描いていて、ラストは涙が溢れました。役者さん達の熱演が素晴らしく、それぞれの人物を生き生きと演じていました。文学に対する熱い思いが、これでもか!という程に伝わってきました。子規や仲間達がいて(勿論、登場していない文学者含め)今の文学があると思うと、本当に感動しかないです。本当に良い舞台でした!


偉人伝とかで読むよりも人物像とか周囲の方々が良く理解できた芝居でありました

配役も人物像に合っていて病気がちなノボさんはアバラ骨見えてるし 夏目氏は胃が弱そうな感じでした

ナレーションも入れててその時代や人物ソシオグラムは理解し易かった125分の作品

ただねぇあれだけ劇団の方が注意していたのに 上演中に何度もケータイの画面見てたりするし 前の座席背にぶつける様にして足を組んでいたのには い~い年をしたオバハンが情けねぇ~なぁ~と閉口ものでした・・・わ 観劇マナーはよくしましょうよー と思ったわ


正岡子規の24歳から亡くなる35歳までを、彼を支えた家族や交友関係を通して描いた力作。子規(ノボさん)の生への執着や言葉との格闘という内面の掘り下げ、友達への羨望という人間臭さを観せることによって、”人間 正岡子規”が立ち上がってくる。劇中ではノボさんと呼ぶことで、少し距離ある人物を身近、親しみに感じさせるあたりが上手い。

(上演時間2時間5分)

125分素晴らしい舞台でした。役者さんも上手いし舞台装置も安心感のある作りで楽しめました。役者さんの熱演に舞台終了後も息の詰まるような余韻からなかなか抜け出せませんでした。「柿食えば鐘がなるなり法隆寺」ぐらいしか知らなかった私ですが正岡子規の壮絶な生きざまを知ることができました。


真面目な芝居、俳優陣の熱演が嬉しい。子規の妹、律が案内役を兼ね、分かりやすい導入。登場人物に個性があり、125 分、飽きさせない展開でした。敢えて言うと、ラストは引っ張りすぎ、もう少しあっさり終わって欲しいと思いましたが、あくまでも私の印象。2017年文学座で正岡子規の青春を描いた『食いしん坊万歳!』が印象的な良い舞台でしたが、今日の作品、演劇に真摯に取り組む姿勢に心が打たれました。