東日本大震災による福島第一原発の事故から9年あまり。稼働できなくなった原発の廃炉は決定したものの、かかる時間は最長で40年と言われており、融け落ちた核燃料は今も高い熱を出し続けているため、日々水を注入して冷却している。
こうして毎日170トンほど生まれるのが、原子炉内部に残っている燃料デブリの冷却などで高濃度の放射性物資を含んでしまった状態の水、「汚染水」だ。そして、「汚染水」から、除去の難しいトリチウム以外の大部分の放射性物質を除去した状態の水、「処理水」が、福島第一原発の敷地内にある約1000基の貯蔵タンクに保管されている。
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