お母さんの手当
こんにちは。
アン・リカン 斉藤理佳です。
「マッサージ」という言葉を英語の辞書で調べてみると、「筋肉や関節の痛みを軽減するために、手を用いて、人の身体を擦ったり、押したりする行為」とあるそうです。
広辞苑だと、「手や特殊な機械を用いて行う」とあるので、日本における広い意味でのマッサージは、かならずしも「手」で行うこととは定義されていないようです。
更に日本では「マッサージ」という言葉は医師やあん摩・鍼・灸の国家資格を有する専門職しか使ってはいけないという法律があります。
医療行為等に抵触しない事を明記すれば暗黙の了解のように受けとめられているようですが、医療の専門職以外の人が使用してもいいということにはなっていないのが現実です。
「マッサージの始まりは、お母さんの手」
マッサージの歴史はとても古く、正確にその起源は特定されていないようです。
けれど、子どもが病気やケガをした時に、お母さんが痛がるところを優しく擦ってあげると、その痛みが和らぐ、ということは、誰もが知っていると思います。
額に手を当てて熱を確かめるだけでも、触られた方は安心しますね。
この「手」こそが、マッサージの始まりといえるでしょう。
「手当」が、苦痛を軽減するのです。
手から発せられる目には見えないエネルギーが、からだに触れることでプラスに作用するに違いありません。
過剰なものは中和し、足りないものは補う。
そんな力があるのだと思います。
そして、物理的な刺激だけで、様々な問題が解決できるのではないと考えます。
手のぬくもりを通して、心も伝わるのです。
そんな想いを大切に、心を込めて施術しています。
普段はいつもにこやかでパワフルに行動している看護師さんも、実は陰でたくさんの我慢や苦労をしているのだということを、わたしの手が感じ取っています。
からだの声は、嘘をつけませんから。
心とからだの重荷をおろしませんか。
どうぞ、お気軽にお越しくださいませ。
あなたの幸せを願って。
アン・リカン
斉藤 理佳