老々介護が過去最多に・・・
厚生労働省が公表した2019年の国民生活基礎調査の結果で、
要介護者と主に介護を担う親族らが在宅で同居しているケースのうち、
双方が65歳以上の「老老介護」の割合が59.7%と過去最多を更新、
このうち75歳以上どうしの割合も33.1%となり、これまでで最も多くなっています。
要介護者と介護者が65歳以上どうしの割合は、前回調査の2016年から5ポイントアップし、
上昇は3回連続。
この質問項目が設けられた2001年からみると、19.1ポイント上積みされています。
また、75歳以上どうしは前回から2.9ポイント増加。
調査開始からは6回連続、計14.4ポイント増えています。
同居して介護を担っているのは「配偶者」が23.8%で最も多く、
「子ども」の20.7%、「子どもの配偶者」の7.5%が続き、
性別では男性が35.0%、女性が65.0%
このほか、同居する介護者の介護にかける時間が、要介護度が重くなるにつれて長くなるこ
とも確認されており、要支援など比較的軽度の場合は、「必要なときに手をかす程度」が6〜7割を占めていますが、要介護3以上だと「ほとんど終日」が最も多い答えとなっています。
我々介護職員は、今まで施設見学や面談等にて、多くのご家族と接してきていますが、
施設利用に際し、自分が面倒を見れなくなった・・・
と、ある種、罪悪感のような気持ちを抱かれるご家族は少なくありません。
しかし、介護者が精神的、肉体的に追い込まれている状況は、
介護者、要介護者双方にとって、とても厳しい状況であり、
いずれ破綻を招く可能性が高いのも事実です。
お互いのために上手く施設を利用する。
そのための最善の介護をファミリーケア浜須賀は提案させて頂きます。
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